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化粧品原料 Cropure™ Mango Butterの魅力に迫る

今回はクローダ滋賀工場で生産される化粧品原料クロピュアシリーズのCropure™ Mango Butter (クロピュアマンゴーバター) の魅力について、今までと違った角度からお伝えしたいと思います!


Cropure™ Mango Butter (クロピュアマンゴーバター) とは?

マンゴー種子脂:Cropure™ Mango Butter

クロピュアマンゴーバターはマンゴーの種子から得られる脂肪であり、不乾性油です。
クローダジャパン、滋賀工場で生産されています。
クローダ独自の高度精製技術、UltimoPure™テクノロジーで精製し、油脂中の微量の極性不純物を高度に精製しています。
色、臭いがなく、酸化安定性に優れています。

におい強度試験(原料単体)の結果

塗布後のさっぱりした感触がクロピュアマンゴーバターの特徴

マンゴーバターとシアバターの塗布後の感触を比較評価したところ、マンゴーバターの方がさっぱりした感触であるという結果になりました。

マンゴーバターのシアバターの塗布後の感触を比較評価

Cropure™ Mango ButterとCropure™ Jojobaで安定したバーム処方に

リップバーム処方を作製する際にCropure Jojoba (クロピュアホホバ) をあわせて配合すると、処方の安定性が向上するというデータが取れています。

クロピュアホホバの配合有無での結晶構造の比較

DSCを用いて熱分析をしたデータを取っており、ホホバ配合の処方は種々の原料がブレンドされているにもかかわらず統一された(均一な)結晶ができています。
バーム処方の安定性改善に、あわせてクロピュアホホバをご検討ください。

クローダ社員が思うCropure™ Mango Butter

上記のような製品に関する情報は今までもたくさん配信してきましたので、今回はクローダ社員に「Cropure Mango Butterについてどう思いますか?」と聞いてみた回答をご紹介します。

マーケティングTさん「Cropure™ Mango Butterのさっぱりしたところが好き」

実際に手に取ってみると、しっかりエモリエント効果があるのにベタつかないんです。特に塗布後5分くらい経った後に、全然違いますよ。
脂肪酸組成はぱっとみシアバターとそんなに変わらないのに、感触が違うのがよくわかります。ミリスチン酸やステアリン酸といった飽和脂肪酸が多いマンゴーはマットでさらっとした感触。オレイン酸やリノール酸などの液状の不飽和脂肪酸が多いシアバターは、ツヤ感としっとりした感触という使い分けができますね。
個人的には最近世の中のマットな感じのものがおしゃれかなと感じています。

Cropure™ Mango Butterとシアバターの脂肪酸組成

応用研究Kさん「Cropure™ Mango Butterはサクサク感にこだわりあり」

使用感ですが、製品資料の圧縮貫入試験からもわかりますが、サクサク感(エアー感)があるんですね。

マンゴーバターとシアバターの使用感の比較

シアバターはしっとりですが、マンゴーは触ったときに軽さ、エアー感、べたつかなさがあります。
いいところはそこですかね。
(それが「テクスチャーGAP」=POPのタイトルの通りですね⇩)

テクスチャーギャップのマンゴーバター

ちなみにこの経験がCropure™ Tomato Seed Oilの開発にもつながっています。
スクリーニングの際にパルミチン酸の量を気にすることにしました。
この量が多いと使用感がサクッとしたべたつきがない感触を付与する気がします。

品質保証Kさん「Cropure™ Mango Butterは認証の問い合わせ多数」

マンゴーバターと言われると・・・フランスから問い合わせが来る印象です。
品質保証部門として、滋賀工場で生産している製品の問い合わせに回答していますが、
ヴィーガンやISO 16128自然由来指数、動物試験の有無などの問い合わせが多いですね。

クロピュアマンゴーバターはISO 16128-自然由来指数 100%

フランス、ブラジル、トルコ、ドイツなど海外からの問い合わせを受けていますが、特にフランスから多くの問い合わせ来る印象です。
海外でも注目いただいているということなんでしょうね。
僕は品証なので、マンゴーバターに対する印象はそんな感じです(笑)

営業Kさん「Cropure™ Mango Butterは定番の"味変"原料」

何だかんだ言って、定番化してきたと思うんです。
上市したばかりの頃は「新しいもの感」やコンセプトで強く押し出していて、正直、個人的には違和感がありました。
でも数年経った今、マンゴーバターも角が取れて丸くなったんじゃないかなっていう感じがしています。
今ではシアバターに並ぶ、クローダのセレクションを強化してくれている製品だと思います。

マンゴー色の壁紙の部屋でマンゴーバターについて語る営業専任課長

カップヌードルのチリトマトってあるじゃないですか、僕の中でクロピュアマンゴーバターはあんな感じの立ち位置です。
出てきた時は奇をてらったような、尖った感じだったんですが、気が付いたら定番製品の一つになっていて、チリトマトが食べたい日があるようにマンゴーバターの感触が欲しい時ってあると思うんですよ。
感触としてユニークであることは間違いないですし、シアバターとは違ったさっぱりした感触を求める方にはマンゴーバターを自信もっておすすめします。
僕は昔よりも今の方が、マンゴーバターのことが好きですね。

Cropure™ Mango Butterの資料とサンプル依頼はこちらから

⇧画像クリックで製品ページに移動します⇧

ちなみにデジタルマーケティングのKさんにも「Cropure™ Mango Butterについてどう思いますか?」と質問してみたら、
「もっとGoogleで検索してほしい」という回答が返ってきました。さすがですね。
部署によってクロピュアマンゴーバターに対する思いは様々でした。
このユニークなテクスチャーのマンゴーバターを是非実際に触ってみてください。

2024年も何卒よろしくお願いいたします!

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