片付けしない子悪ーい子

んなわけないやろ。

片付けしない行動 と、片付けしないあなた

を同一視してはいけない。

前者は行動を否定、後者は人格を否定していることに気づきなさい。

さらに言えば、

片付けないのには片付けないなりの理由があるんだろうと思いやりなさい。

『今いいとこ』
『これだけ作ってしまいたい』
など、基本的にはまだ遊びたいという気持ちが大きいのだろう。

とことん遊びきっていない、とも言える。

大人ができることとすれば、

・「時計の針がここに来たら帰る用意しようか」と、予告する。
・大人も一緒に片付ける。
・一緒に遊ぶ時は思い切りこどもと楽しみ、思い切り遊ぶ。

この時の心の持ち方も大切。

片付けさせなければ、とか、片付けするのはこどもがするべき、とか、

あなたの中にある、べき、ねばならない、を手放しなさい。

片付けないなら、大人が率先して片付けている姿を見せなさい。

片付けないなら、「あそこにこれを持って行ってくれる?」など、小さいことから頼んでみなさい。

結局大人が全て片付けてしまっても、まいっか、と諦めなさい。

片付けない姿勢を否定するな。態度に出すな。

これは、甘やかしでもなんでもない。

ただ淡々と、片付けをしてみなさい。

親の姿は必ず子どもは見ている。

そうすれば子どもが自分で片付ける日が必ず来る。

その時がチャンス。

「ありがとう」を伝える、チャンス。

「あなたが片付けてくれたおかげで、おもちゃを踏んで痛い思いしなくて済むなあ。ありがとう。」

「あなたが片付けてくれたおかげで、お部屋がすっきりしたなあ。ありがとう。」

「あなたが片付けてくれたおかげでいい気持ちがする。ありがとう。」

無駄に大袈裟に「片付けしてすごいねえ!」なんて決して言うなよ。

子どもは褒められるために片付けするようになるぞ。

周りの評価を気にして行動する子どもになるぞ。

「ありがとう」という言葉は、子どもの自己肯定感を上げる。

褒めるより、どんどん積極的に使いなさい。

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