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2014年の都知事選

都知事選雑感

細川落選。
やはり「老いぼれ」感が強かった。
かといって舛添が頼もしいとも思えなかったが。

街頭で小泉の応援演説を聞きに来ていた人の多くは、
東京都民ではなく、
マスコミであまり報道されないから、
小泉の姿を直に見たくて、
地方から来ていた人達だったらしい。

小泉進次郎が、
「父は何と戦っているんでしょうね、
何か別のものと戦っているように見えますが・・・」
と言っていたのが印象的だった。

小泉純一郎の祖父、又二郎は、
逓信大臣(郵政大臣)まで務めた政治家だったが、
元々家業がとび職人と人足請負業だったため、
全身に入れ墨を入れており、
若い頃はピストルや仕込み杖で武装して、
「出入り」に参加していたような、
わかりやすく言えば「ヤクザ」だった。

「入れ墨大臣」とか「野人の又さん」と呼ばれ、
義侠心のある、大衆に人気の政治家だったそうだ。

小泉純一郎からは、どことなく、そういう、
「義侠心」というか、「気骨」のようなものが感じられる。

それは、政治信条とか、
これまでやってきた事について感じるのではなくて、
なんとなく身体の周りに漂っている雰囲気のようなものだ。

竹中平蔵と組んで、郵政を強引に解体して
「売国奴」などと呼ばれたりもしたが、
僕は郵便局に勤めた経験があり、
解体されてなお、あれだけの腐った会社なのだから、
遅かれ早かれ、あの会社は雲散霧消しなければ、
日本という国の未来にとっては良くない、
ということだけは身を持って体験した。

ついでに言えば、これもまた、
勤めた事のある経験から言っていることだが、
次に解体してほしい大きな組織はNHKである。

自民党で総理大臣にまでなった人なのだから、
小泉は自動的に原発推進派の一味だったわけであり、
その小泉が「原発ゼロ」なんて言い出した時は、
「どの面さげて?」と思ったのだが、
小泉からどことなく感じる、
「義侠心」のようなものだけは、
ちょっとだけ信じたい。
というか自分の勘だけは大切にしたい。

音楽評論家のピーター・バラカンさんは、
InterFM、TOKYOFM、NHK-FMで、
ラジオ番組を持っているが、
複数のラジオ局のプロデューサーから、
都知事選の期間中は、
原発に関するコメントは控えてくれ、
と言われたそうである。

このことをピーター・バラカンさんは、
InterFMの番組内で言ったそうなので、
複数のラジオ局というのは、
TOKYOFMとNHK-FMであろう。
このようにして情報は管理されている。

小さなメディアでは、
「福島で甲状腺がんの子供が59人」、
なんていうニュースも流れているし、
チェルノブイリの被害地域の広さを、
日本地図にあてはめると、
すでに日本全体が被爆している、
なんていうニュースも見たことがある。

「被爆していない日本人の女の子を
見つける方法」という、
韓国の雑誌の見出しを
日本のメディアが批判していたが、
これは結局、
「日本人の女の子は被爆なんかしていませんよ」、
と公言しているのと同じで、
もし日本全土が被爆しているのであったら、
これも巧妙な情報操作のひとつと言えるであろう。

とにかく、都知事選よりも、首都圏の大雪被害と、
ソチオリンピックの結果のほうが、
大きなニュースだったということだけは確か。

今年(2024年)の1月1日、
能登半島地震があった。
あれは人工地震だったと言われている。
陰謀論?

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