CRISP社員インタビュー 〜エンジニア 川本さん編〜
CRISPでは現在、Flutterエンジニアを大募集中!
ところで、今CRISPで働くメンバーってどんな人?
というわけで、今日は今月ジョインしたばかりの川本さんに突撃インタビューをしてきました。入社に至った経緯や、現在感じる課題など、率直にお話いただきましたのでぜひご覧ください。
プロフィール
川本 比佐雄 HISAO KAWAMOTO | Engineer
さっそくですが、これまでの川本さんについて教えてください!
もともとのルーツでいうと、小学生時代のファミコンブームからゲームクリエイターに興味を持っていて、MSXを買ってプログラミングを始め、雑誌を読み漁ってゲームを組んだりしていました。
その前までは日曜大工が好きで、いろんな物をバラしては直す…を楽しんで繰り返していたりして、将来の夢は「大工」だったんです。そう考えると、広い意味ではものづくりが好きだったんでしょうね。
高専から本格的に学問としてプログラミングを学び始め、ロボコンや、プログラミングコンテストに参画したり、といった日々を送っていました。
大学に3年次から編入し、大学院まで出たのですが、その時の恩師が携わっていた社団法人でボランティアをやっていたんです。とあるシステムを自分が引き継いで改善などやるうちに社員にならないか?と声がかかり、就職に至りました。
その後は子会社を作る話があがり、そちらに転籍したりと、幅広い経験を積みました。
次のキャリアを考えて転職を検討したのですが、当時は投資ブームで、中国株が注目されていました。そこで、中国のニュースや株式情報を日本語に翻訳する情報サイトの会社へ転職を決めました。その後も引き続き投資分野に興味があったため、E-TRADE証券(現SBI証券)の株取引システムの開発・運用・保守を担当する会社にも転職しています。
その後、自分のキャリアを考え直し、投資以外の企業も幅広く検討したいという気持ちになりました。
自分で探すと自分の知っている企業にしか出会えないと思い、転職エージェントの勧めでとにかく面接を受けていきました。それまでの転職ではITや投資といった自分の興味がある分野での転職でしたが、この時の転職は、自分がまだ知らない分野も見てみたいなと。さまざまな企業と会わせていただき、株式会社ほぼ日へ転職を決めました。
そして上場を果たして、改めてキャリアを見つめ直したところ、このまま定年までほぼ日にいるということに違和感と焦燥感を覚えるようになりました。そこで、あと数年で50代になる前にチャレンジしたいと考え、転職することにしました。
そこで今のCRISPに出会ったというわけです。
CRISPを知ったキッカケは?
転職サイトに登録していたところ、CRISPからスカウトメールが届いたのが一番最初の出会いです。スカウトメールを見た率直な感想は「サラダ一本ってのも、すごいなぁ」と。
まあ、一度話だけ聞いてみるか…ということで、CTOのwadatchと、PMのykobaとのカジュアル面談を設定してもらったのです。
(wadatchとykobaについては、コチラの記事もぜひ)
CRISPにジョインを決めた理由はズバリなんでしょう?
カジュアル面談や面接での話も盛り上がって、「一緒に仕事できそうだな、やっていけそうだな」という印象を得ました。
具体的にはERPの置き換えの場合の考え方です。
カスタマイズするのであれば、その場合のメリット・デメリットをきちんと考えて覚悟しておかないと、金額も納期も変わりますし、カットオーバーしたあとにはベンダーロックインもあるし、改良・機能追加も大変になります。
個人的には業務フローを修正してERPパッケージに合わせる形にして、カスタマイズは最小限にするのが好みです。この場合は業務担当者に業務フローやマニュアル、場合によっては人員配置を変えてもらうことになるので、それを納得してもらう必要があります。
いずれにせよカスタマイズ、つまりシステムを業務に寄せるのか、あるいは業務をシステムに寄せるのか、どちらにもメリット・デメリットはあるので、どちらをどちらに寄せていくのかを、しっかり関係者で検討・コミュニケーションする必要があるということですね。
wadatchさんは、SIerの経験も事業会社での情シス経験もある。両方の立場がわかる人ということもあり、盛り上がった感じがしましたね。「波長があうなぁ」と。ジョインすることになって、仮にいつかwadatchとぶつかることがあったとしても、観点が近いのでちゃんとやっていけるんじゃないか、と思えました。
あとは…社長の「良い意味での暑苦しさ」!
自分も50歳に近くて最後のキャリアになると感じているので、そういう、暑苦しいくらいの最高の若手の手助けになれたら良いな、という気持ちも湧きました。
そしてもちろん、サラダの美味しさです。(ほんとですよ?言わされてませんよ!)
転職前には、妻にも食べに店舗に行ってもらいました。美味しいサラダと快い接客のスタッフさんたちを見てもらって、「この会社、いいんじゃない?」と言ってもらえました。家族という観点で言えば、子どもにも説明しやすいですよね。「お父さん、このサラダ屋さんの会社で働いてるんだよ。でもね、サラダを作ってる人ではないんだよ」と言いつつ(笑)
コロナ禍で正直、迷いもありました。新型コロナウイルス拡大のタイミングではあったので、飲食業界への転職については大いに迷ったというのが正直なところです。
先述の通り、もうすぐ50歳。「仮に多少年収が下がったとしても、やりたいことやりなよ」と家族が後押ししてくれました。
マクドナルドだって、上陸当時は無名でしたし、日本人はハンバーガーなんか食べないよ、と言われてたはずです。ペットボトルのお茶やおにぎりだって、昔は家で作るものでお店で買うものではなかった。けれど、どれも今は当たり前になった。そう考えると、サラダを当たり前に買う食文化が近い未来に来るかもしれない。もしかしたら、CRISPがマクドナルドみたいになるかもしれない。チャレンジしがいがあるじゃないか、と。
サラダは、きっと歳を取っても食べるもの。それだけではなく、お子さんに食べさせる健康食としても、体が気になるダイエット世代にも。老若男女に愛されてしかるべきだと自分は思っています。
今はCRISPでどんな業務に携わっていますか?
店舗でサラダを作っているのではなく、リモートワークでエンジニアを担当しています。サラダを注文するアプリ・注文を受けるアプリ・スタッフ勤怠管理アプリ、プロダクトはいろいろありますが、各エンジニアが幅広くエンジニアリング全般を担っています。スタートアップならでは、といったところですね。
実際に働いてみて、どうですか?
まだ10日しか稼働していないので右も左もわからないのですが、エンジニアの皆さんも店舗の方も前向きでとてもいい空気感だと思います。
ビジネスや開発側は、落ち着いている感じ。店舗側は活気があってワイワイと仲睦まじい感じですね。
今はキャッチアップ期間中ということもありタスクもまだまだこれからといったところですが、雰囲気でいうと、過渡期というか、わちゃわちゃしている感じ。これは想像通りでしたね。
でも、いいことばかりじゃないでしょう…?
そうですね。これから、店舗側ともっと密に連携すべき、と思いますね。店舗のスタッフさんが我々のプロダクトのユーザーさんでもあるので。
店舗に立ち、何を考え、どうオーダーを確認して、どうサラダを作っているのか。
あとは、今は状況が難しいところもあるのですが、チームではリアルで会ってみたいなぁとは思います。今後の状況に応じて、ですかね。
これからCRISPで、どんな働き方をしたいですか?
「エンジニアをうまくこき使ってほしい」!
例えるなら「おつかいに行くから自転車貸して」と言われて自転車を貸す前に、「どこに?」「どれくらい大きなものを買うの?」と目的・ゴールを聞いた上で最適な手段を提案したい。
こういう問題やイシューがあるけど、どうしたらいいかな?と相談がもらえるような。問題をつまびらかにして、一緒にHowを考えるところから入りたいな、と思っています。
今までの経験上、問題を挟んで対立構造になってしまうことが結構ありました。
さっきの例えで「自転車をくれ」と突然言われ、納得いかないながらも自転車を出すと後々「うまくいかなかった!」と言われてしまう。これは二重に辛い状況です。
最初に「車がいいんじゃないの?」っていうのも感じ悪いし、後から「だから言ったでしょ!」と言うのも感じ悪い。自分は誠実に良い提案をしているつもりなのですが、2回も感じ悪くなっちゃうんですよね。
最初からフラットに相談しあえる状態であれば、手戻りも少ないし、お互いハッピーな結果に最短でたどり着けるのではないかな、と感じています。
そんな関係性を構築しながらプロダクトをより良くしていきたいと思っています。
川本さん、ありがとうございました!
CRISPでは、川本さんと一緒に「レストラン体験を再定義することで、あらゆる場所でリアルなつながりをつくる」というビジョンに向かって課題に取り組んでくれるエンジニアを募集中です。
気になる方はぜひこちらから気軽にカジュアル面談をお申し込みくださいね。
https://forms.gle/Sv56g2m8gfSM2D7m8
それではまた次回お会いしましょう。