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【どれくらい痛かった?】無痛分娩の体験記(2024年)

2024年の春、出産を経験しました。
私は無痛分娩を選んだのですが、今回は出産当日がどんな1日だったのかをまとめてみます。特に、痛みについては詳しく書こうと思うので、無痛分娩を検討している方の参考になれば嬉しいです。

ではどうぞ!



・出産当日のタイムスケジュール

とある40週の、夜中のことでした。尿意を感じて、ウトウトしながらトイレに立とうとしました。すると、尿が漏れたような感じが・・・。

あっ!と思ったのも束の間、そのまま大量の水が出てきた。

「破水かも・・・!!」

※以下、痛みのレベルについては太文字です。


▪️3:30 破水
旦那、私の叫び声で起きる。すぐ病院に電話する。(痛みなし)

▪️4:00 タクシーで病院に到着
GO TAXIを使いました。すぐ来ました。
5分毎にじんわり陣痛あり。軽い生理痛くらい。)
水で座席が濡れないように大きなシートを敷く(準備しててよかった!)

▪️4:15 子宮口の検査、ベッドで陣痛に耐える 
子宮口は3cm開いてました。麻酔は子宮口が4cm開くまで入れられないので、それまで陣痛に耐えます。(話はできる・スマホは触れるレベル)

▪️6:00 陣痛が1番つらかった時間!!!
1〜2分毎に陣痛あり。(我慢できない。死ぬかと思った。)
余談ですが、ほぼ同時刻に到着した経産婦さんは、この時点で麻酔の準備に入っていました。初産婦さんより経産婦さんのほうが、子宮口の開きが早いようです。

▪️7:30 子宮口4cm開く、麻酔の準備へ
看護師さん「よし、4cm開いたよ!移動しましょう!」
わたし「っっっよっっしゃーーー」
分娩台へ移動して、麻酔の準備が始まりました。しかし、麻酔を入れ始めてもすぐには効きません。(早く効いてくれ・・もう限界。無理無理無理・・・)

▪️8:00 (少し麻酔が効いてきた!)

▪️8:30 (麻酔のおかげで、ほぼ痛みなくなる。)
ここから分娩室を離れて、子宮口が10cm近く開くまで別室で待ちます。ときどき看護師さんが励ましにきてくれました。旦那さんとも会って話ができました。麻酔が効いてるので痛みはほとんどありませんでした。

▪️9:30 子宮口7cm
看護師さんといきむ練習をしてました。だが、ここから10cmまでが長かった・・・(ほぼ痛みなし。)

▪️14:00 分娩室へ移動
ほぼ10cmに近づいてきましたが、赤ちゃんの頭が思ったより出てきてないので、いきむ練習をしてました。

▪️15:30 子宮口10cm
ここから医師・看護さんが5名ほど集まってきて、本格的にお産へ。旦那さんも合流。
ここで問題発生。痛みがなくて陣痛が分かりにくいので、いきむタイミングも分かりづらい。そして、腹筋にうまく力が入らない。あれ?わたしの腹筋どこいったの・・・?(妊婦生活が長かったので、腹筋の使い方が完全に分からなくなっていた。汗)
いきむのはやはり体力もいるし、精神的にも結構キツかったです。途中、心が折れたタイミングもありました。)

▪️18:00 もう力が入らない・・・よって、吸引分娩に。
子宮口全開から数時間経ったが、まだ出てこないので「吸引分娩」をすることに。トイレが詰まったときに使う、黒いアレを赤ちゃんの頭につけてひっぱるイメージです。ここで会陰切開もしました。(切られている時も、痛みはほとんど分かりませんでした。)

▪️18:45 出産!
間もなくして産声を聞くことができました。看護師さんが胸に赤ちゃんを連れてきてくれました。(赤ちゃんが出てくる瞬間も、痛みはほとんどありません。)

▪️19:00 赤ちゃんと母体の処置
赤ちゃん → 看護師さんがケアしたり、おくるみに包んだり、写真をとったりしていました。
母体 → 会陰切開したので、縫う処置が入りました。(ここも麻酔のおかげで痛みはほとんど分かりません。何かされてるなあ・・・という感じ。)本当にホッとしました。

▪️20:30 旦那さん、赤ちゃんと写真撮影
     
▪️21:15 入院する部屋へ移動

▪️22:30 本日、初めての食事
破水後は、「水・アメ・ゼリー飲料」くらいしか口にできなかったので、お腹がぺこぺこでした。病院食、本当においしかった!

▪️23:00 ゆっくりとトイレ、洗顔へ
身体がダメージを受けているので、一人で立つことは禁止。看護師さんが付き添ってくれました。身体のダメージや麻酔がまだ効いてることもあり、産後〜3日間くらいは尿意が分かりづらくなっていました。会陰切開をしたので、トイレするのめっっっっちゃ怖かった(笑)。(麻酔が切れてきたので、じんわりお股が痛い。痛み止めを飲みました。)

▪️24:00 就寝
寝ようとベッドに入るも、出産時のアドレナリンが出て興奮しているせいかうまく寝れませんでした。(3日目以降は大丈夫でした。)
      


・痛みについての感想

無痛分娩を検討されている方は、やはり痛みが1番気になる点だと思います。
わたしの場合、麻酔が入ってしまえばほぼ痛みは感じませんでした。予想外だったのは「麻酔が入るまでに時間がかかった」「陣痛が辛すぎる」という点です。麻酔があるから大丈夫!と思っていたので、正直油断してました・・。

無痛分娩は痛みが分かりづらい分、いきむタイミングも分かりづらいので、お産が長引くようです。そうなると麻酔が切れてくるのですが、その時は先生と相談しながら、追加で麻酔を入れてもらいました。

また、会陰切開や吸引分娩のときも痛みはほとんどありませんでした。

わたしが選んだ病院は、24時間無痛分娩ができる体制だったので、そこも安心できる点だったと思います。

普通分娩だったら、あの陣痛の痛みを何時間も耐えることになったのかと思うと、本当に想像もできません。。(尊敬しかない・・!)
たしかに費用は高いですが、無痛分娩を選んで本当によかったと思っているし、次もお産を経験するなら、同じ選択をすると思います。


では、また。

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