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【悩める妊婦さんへ】無痛分娩をおすすめしたい3つの理由

今年の春に、第一子を出産しました。
結論からいうと「無痛分娩」を選択してよかった!(涙)

しかし「普通分娩  or 無痛分娩」の選択はとても悩みました…。

今回は、
・私が悩んだ理由
・無痛分娩をおすすめしたい3つの理由
・無痛分娩を選んだデメリット

これらについて書いてみたいと思います。



・私が悩んだ理由

・周りはほとんど「普通分娩」を経験
分娩方法について調べはじめて驚いたことがあります。日本は他国に比べて「無痛分娩」を選ぶ人がとても少ない、ということです。

2021年 → 7.1%
2022年 → 9.6%
2023年 → 11.8%

年々増加しているようですが、日本ではわずか1割しか無痛分娩を選んでいません。周りに「無痛分娩にしようと迷っている」という話をすると「でもリスクがあるんでしょ?こわいよね・・」という声もチラホラ。


・普通分娩に比べて費用が高い!
正直、わたしが一番ん悩んだ理由はこれです。。普通分娩と比べると、産院にもよりますが「15〜25万円」は高いです。
最近では生田斗真さんが「無痛分娩旦那におねだり」発言で大炎上していましたが、たしかにスッと決められる金額ではありませんよね。


・麻酔のリスクが怖い
麻酔にはたしかにリスクがあります。私もなんとなく、怖いな・・という印象を持っていました。
しかし、お世話になった産院では、無痛分娩についての講演会があったり、麻酔科医の先生と面談があったので、納得するまで聞くことができました。

出産にはリスクがあり、たしかにトラブルや死亡例はあります。が、医療も発展してきています。①病院での過去の実績が多くあること、②専門知識を持つ医療従事者が常駐(24時間)していること、この2点をクリアした産院だったので、無痛分娩を決意しました。

これから産院選びをする方は、ぜひ確認してみてください。


・無痛分娩をおすすめしたい3つの理由

・ほとんど痛みがなかった

これは1番のメリットで、心から無痛分娩でよかった!と思いました。

ここで、痛みを数値で表現してみると、

・痛みで記憶が飛ぶ・・・10
・もう無理、死ぬ・・・9
・こんな痛み味わったことない・・・8
・スマホ触れない、人と話せない・・・7
・かなり重い生理痛かな・・・6
・スマホはなんとか触れる・・・4、5
・軽い生理痛かな・・・3
・陣痛をかすかに感じるが、ほとんど痛くない・・・1、2
・痛みが全くない・・・0

麻酔を入れる前、陣痛がきている時でだいたい6〜7
麻酔の準備をして〜完全に効くまでは、だいたい45分くらいかかります。それまでは7、6、5、4、3・・・と少しずつ痛みが取れます。

麻酔が入って効いてくれば、1、2のレベルです。普通にスマホで旦那さんと連絡をとったり(コロナ対策で出産直前まで会えないので状況を報告してました)、アメを食べたり水を飲んだり、余裕でできました。
麻酔が切れてくると、3、4へ上がっていきますが、先生と相談しながら麻酔を追加しました。

ただし、油断してはならんのです・・・!!麻酔を入れるには条件があって、それまでは陣痛を耐えなければなりません。(後述します)

・落ち着いて赤ちゃんや旦那さんと対面できた
出産のイメージといえば、必死になってて本当に辛そう。という感じ。しかし実際は、旦那さんと普通にお喋りできたし、赤ちゃんが出てくる瞬間もとても落ち着いていました。
赤ちゃんをはじめて抱っこした時も、しっかり意識があったし、穏やかな気持ちでした。なので、笑顔の写真をとれたのもよかった点です!


・産後のダメージが少なかった

もちろんダメージは受けているのですが、想像していたよりも、普通の生活に戻っていくスピードが早かった気がします。

出産後は、会陰切開の痛みがあったり、体力がかなり消耗しています。しかし、数時間後にはおいしいご飯を食べたり、顔を洗ったりできるレベルでした。
同じ病院では、普通分娩や帝王切開の方もいらっしゃいましたが、人によっては、全く動けず・食べられず・という状況でした。個人差はあると思いますが、これもよかった点です。

・無痛分娩を選んだデメリット

費用が高いのはデメリットの1つですが、、それ以外に2点挙げます。

・麻酔が入るまでは地獄である

これは良くなかったことというより、私が油断していたことです。それは麻酔が入るまでの陣痛の痛みです。

麻酔を入れるには「子宮口が4cm開いている」ことが条件でした。(早く麻酔を入れすぎてもリスクがあるため。)臨月に入ってからの定期検診では、子宮口は2~3cm開いていたので、余裕〜〜♩と思っていたのですが、完全に油断してました。
陣痛がきてから4cm開くまでに3時間かかったのですが、それまでの陣痛がひどく、かなり辛かった。。。また、麻酔が効くまでにも時間がかかるので、大変でした。もうできれば経験したくない。

・いきむタイミングが分かりづらい

痛みが少ないということは、陣痛が分かりにくい、つまり、いきむタイミングが分かりづらいということです。いきむタイミングが分かりづらいので、力が入りにくく、赤ちゃんが出てくるまでに時間がかかります。
このせいで、私は吸引分娩をすることにもなりました。一般的にも、普通分娩より無痛分娩のほうが時間がかかる傾向があるようです。旦那さんが待ちくたびれていました・・・(笑)

まとめ

というわけで、わたしも無痛分娩にするかどうか悩んでいましたが、結果的にはとても満足しています。

周りは普通分娩が多い、費用が高い、麻酔のリスクが怖い、という不安がありましたが、「ほとんど痛みがなかった」という点では、過去で一番いい買い物をしたと思っています。
「落ち着いて赤ちゃんや旦那さんと対面できた」「産後のダメージが少なかった」のも良かった点です。


悩んでいる妊婦さんへ
これを読んで、すこしでも心が軽くなったらうれしいです。

ではまた!

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