見出し画像

No.116食品って何?(ホルモン)

おはようございます。

No.115「吸収」からの続きで、今日は「ホルモン」を書きます。

ホルモンは内分泌線から血液中に直接分泌され、全身の組織や器官に運ばれ、体内の複雑な機能を調整する。

◼️主なホルモンの種類と特徴
①分泌臓器
②ホルモン名
③主な特徴

①甲状腺、②サイロキシン(甲状腺ホルモン)、③ヨウ素を含む。基礎代謝を増加させ、成長ホルモンの合成を促す。

①副甲状腺、②パラソルモン(副甲状腺ホルモン)、③カルシウム、リンの代謝に関係、血液中のカルシウム濃度を調節。

①膵臓のランゲルハンス島、②インスリン、③グリコーゲンや脂質の合成を促し、血糖値を下げる。
①は上記直近①、②グルカゴン、③肝臓でグリコーゲンの分解を促し、血糖値を上げる。

①副腎髄質、②アドレナリン、ノルアドレナリン、③体脂肪の分解を促進、血圧を上げる。血糖値を上げる。

①副腎皮質、②アルドステロン、③腎臓でのナトリウムの再吸収とカリウムの排泄を促進。
①は上記直近①、②コルチゾール、③コレステロールから合成され、糖質とたんぱく質の代謝に関係する。血糖値を上げる。

①脳下垂体、②成長ホルモン、③発育、成長・生殖機能の調節、たんぱく質の合成と脂肪の燃焼促進。

◼️消化管ホルモン
消化管から分泌されるものを消化管ホルモンと言い、消化液の分泌促進や消化運動を調整する働きがある。

①胃、十二指腸、②ガストリン、③胃酸やペプシノーゲンの分泌を促す。

①十二指腸、空腸、②セレクチン、③膵臓や胆汁の分泌を促す。
①は上記直近①、②コレスシトキシン、③胆嚢を収縮させて胆汁の分泌を促す。

①膵臓、胃、小腸、②ソマトスタチン、③消化管ホルモンや膵液の分泌を制御し、消化管の運動を抑える。

次回に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?