見出し画像

風物詩なき、春

普段なら、4月はわりと忙しい。
春休みの繁忙期がひと段落すると、ひと息つく間もなくやってくるのが「日本橋利き歩き」というイベント。
日本橋を舞台に飲食店と酒蔵がタッグを組んで、6000人以上の酒好きが繰り歩きます。
当初は参加者側、のちにスタッフ側として関わるようになっていますが、このイベントもコロナウィルスの影響で2年連続で中止になっています。
4月の「ハリ」が全くないと、ただの「ダメ人間」になってしまいそうな気がしてやみません。
こんな気持ちの時こそ、我が家にない日本酒を飲みに行きたい気持ちがありますが、都内の飲食店もまた20時閉店になってしまいます。
これでは、お酒が飲めないどころか、またまたまた「夕食難民」となってしまうので、よっぽどの早上がりが見込めるとき以外は、朝にしっかりと米を炊くことを習慣づけたいと思います。

そんなこんなで、コロナ禍のライフスタイルも2年目に突入しています。
「1年はなんとかなる」と思っていた人もいることでしょう。
他でもないワタシも、1年経てば少しずつでも回復基調に乗ってくるのではという見立てをしていました。
しかし、現実はそう易しいものではありません。
日々上がってくる実績とにらめっこする機会が増えました。
上席の人は割と一喜一憂しがちなところがありますが、ワタシは淡々と記録をして、データとして蓄積させるようにしています。
「コロナ禍の世界」を統計上どう処理するかを考えておきたい。
…となれば、生データをしっかりと蓄積すること。それに尽きます。
読み方、使い方は、いくらでも追いかけられます。
しかし、日々の積み重ねは容易いものではありません。
まずはそこから、日々できることを着実に、進めていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?