NPP制度にもとづく薬剤供給のニュースを見た。
NPPは、Compassionate use(医薬品の人道的使用)と同じような意味のよう。
承認されていないけど他に代わるものがない、というような命にかかわる疾患の治療薬を、特別なルールの下で提供するという仕組み。
日本では拡大治験という枠組みで実施されることがある。治験の組み入れ資格を満たさない人にも特例として治験と並行する形で薬を提供するもの。
参考:拡大治験についての厚労省資料
未承認薬でありながら、会社としてオフィシャルに薬を提供するという動きがあることを意外に感じた。拡大治験のように、治験が走っているので治験薬を被験者以外にも提供する、というような話なのだろうか。