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Tableauのデータ接続と推奨の方法について

TableauはBIツールですがデータを入れる前は空箱です。
そこには、データを入れてあげる必要があります。
データが入って初めて活躍できるツールです。

データを入れる方法には色々な方法があります。今回はその方法の一部と推奨の方法をまとめてお伝えします。

データソースとは?


Tableauにおけるデータソースとは、接続先やフィールドの情報など「ワークブックで利用するデータの定義一式」を指します。

Tableau で作成したすべてのデータ ソースには、データ モデルがあります。データ モデルとは、接続したデータベース テーブルでデータをどのようにクエリするかを Tableau に伝える図のようなものです。
分析に必要なデータは、1つのテーブルの中に全て入っていると限りません。
Tableauでのデータモデルには、結合、ユニオン、リレーションシップ(関係)があります。複数のテーブルを統合したデータソースを使う場合、リレーションシップを使います。

・・・・長くなりましたがまとめると
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データソースがあるよ。
②データをどのように引き出すかTableauに伝える図(データモデル)があるよ
③データモデルには結合、ユニオン、リレーションシップと呼ばれるものでがあるよ
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公式:Tableau データ モデル
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/datasource_datamodel.htm

結合との違い: リレーションシップは定義された時点では結合は行わない。
リレーションシップによる統合が行われるのは、ワークシートで両方のテーブルのフィールドが利用され、ビューの作成にテーブルの統合が必要な場合

>公式:関係と結合の違い
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/datasource_relationships_learnmorepage.htm


上記公式より引用します。

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リレーションシップを使用してテーブルを組み合わせると、
次のような利点があります。

  • データ ソースの定義、変更、再利用が容易になります。

  • 正確な詳細レベル (LOD) での複数テーブルにまたがるデータ分析が容易になります。

  • 詳細レベルが異なる分析では、LOD 式または LOD 計算を使用する必要はありません。

  • 現在のビジュアライゼーションで使用されているフィールドを持つテーブルのデータに対してのみ、クエリが実行されます。

関係は、複数のテーブルのデータを分析用に組み合わせる動的で柔軟な方法です。関係によってデータの準備と分析がより簡単かつ直感的に行えるようになるため、データを結合する際の最初のアプローチとして関係を使用することをお勧めします結合は、必要不可欠な場合にのみ使用してください(新しいウィンドウでリンクが開く)

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まとめ

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データソースがあるよ。
②データをどのように引き出すかTableauに伝える図(データモデル)があるよ
③データモデルには結合、ユニオン、リレーションシップと呼ばれるものでがあるよ
④データを結合する際の最初のアプローチはリレーションシップ(関係)推奨だよ
⑤結合は特定の状況のときに使うよ
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ヘルプ的な推奨は、リレーションシップです。そのメリットは5つほどありました。改めて選択肢としてそれぞれの方法をさらに整理したいですが、今日のところはここまで。お疲れ様でした。

※上級者向け

データモデル
Tableau 2020.2 以降では、データ モデルには論理レイヤーと物理レイヤーがあります。これにより、分析に合わせてスキーマを使用してデータを結合するためのオプションが増えます。

論理レイヤーと物理レイヤーの存在を考えてモデルを整理できるとできることが増えそうです。この辺も理解を進めていきたいと思います。

本日の野鳥

ツグミ(Dusky thrush
冬鳥です。雪の中で1羽で佇む姿は生きる強さをもらえます。シベリアの方から渡りでくるのですがこんな小さな体で海を渡ってくることに驚きです。
そしてなんといってもお腹の模様がアートです。
秋が終わりいよいよ冬に向かってだんだん気温が下がってきます。
冬の楽しみはこのツグミに会えることでもあります。
四季の継続に感謝。

Photo by Kazuhiro Sasa

SASA

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