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プレゼンの基本は、ライティング。

プレゼン難しい。

プレゼンについての本だったり記事は
いつの時代も書かれているし
この記事だってその一つになるのだろう。

だがしかし、どうしたものか
プレゼンが難しいと思っている人は
減る気配を知らない。

大抵の人がプレゼンで成長しない理由

いやプレゼンに限らないが、
結局大人しく「守破離」
実践していないことに尽きる。

①上手い人を完全に真似て、自分のものにする
②自分のものにできたら、少し工夫を入れてみる
③工夫をどんどん増やして、自分の型を形成していく

繰り返すが、
守破離」を大人しくするべきだ。

最初から自分の型なんて作れっこない。

じゃあ、どんな型を作るのか?→文書を作るべし

「じゃあ」ってことで神奈川県民なのです。
すみません
話戻します。

何をすれば良いかといえば、文書を作れば良い。
文書を作るのは、情報を整理するためだ。


大抵のダメなプレゼンは
情報を整理できていない。

だから、何をどう話したら良いのか分からない。
だから、話たところで、相手によく伝わらない。

最初からプレゼンを作り始めるが、
本来最初に作るべきは文書である。
相手に伝えることをまとめた文書。
いわば報告書のようなものだ

報告書は、ここでは、
・情報量が多く
・伝えるべきことを、決して省略することなく
・構成をきちんと整えている
ものを想定している。

ちゃんと伝えたかったら、これはするでしょう。

amazonでは会議に6ページの文書を作らせて、冒頭で読む時間が始まるという。スライドはそもそも情報を伝達するには、不十分だということだ。
聞くより、読む方がそもそも、同じ時間で受容できる情報量が違う。
読む方が、たくさん情報が入ってくる。

ざっくり、プレゼンと文書を比較するなら・・・

プレゼンとは
共有している情報が少ない相手に、
キーワードを並べて
伝わりやすそうな画像を並べて
良い印象を持ってもらうもの。

情報伝達はプレゼンターのスピード次第で
分からないことがあっても、
先に進むしかない。
主導権はプレゼンターにある。

音声による伝達が主なので、
一回のプレゼンで伝達できる要素は、
よくて2つ。
まあ普通は1つくらい。
終わった後に何も覚えていない人ばかりだ。

●文書なら
たくさんの情報を伝えることができる。
読む人のペースで情報を受容できて、
分からなければ自由に行き来できる。
先に全体の構成を把握してから細部を読むこともできて
情報伝達の主導権を読む側に委譲できる。
情報を吸収することに長けている人ほど
この方法を選ぶ。

という訳で、
文書を作れなければ、プレゼンは作れないし
文書を作ってからプレゼンを作るべき。

タイトルの「プレゼンの基本はライティング」
というのはこういうことだ。

だからこそ、プレゼンを作る過程は
1:手元にある情報をひたすら並べる
2:伝えるべき情報を、きちんと構成した文書を作成する
3:ようやくプレゼン作りの始まる

1・2がライティングですね。
ライティングについても色々と
記事があるからそれに任せたいが
ちょっとだけ触れておく。

次は、ライティング。どうしたら良い?

人に、ライティングことを話す時は
この二つの記事を
送りつけてしまうことが多い。

ここでの型はこうなる。

①知識>>論理>表現
知識をちゃんと入れて、論理を立てる。最後に表現。
②書くときに目的意識を忘れない
「誰に」「何を伝えて」「どうなって欲しいのか」を考え、踏まえる

第1に知識。
第1に知識。
第1に知識。

第2に論理。第2に論理。

第3に表現。

知識>>>論理>>表現
なのだ。
みんな表現ばかり気にするし、
教えてほしがる人は
表現のことを指摘してくれないと
物足りない顔をする。

知識を補充しろと言っても
その重要性を理解していないと
全然情報収集が捗らないし、
やった気にも慣れない。

論理を直していても
文章の文字数は増えないから
進捗を実感することができなくて
全然楽しくない。
大抵の人が嫌になって
どこかへ消えてしまう。


どっちも非常に重要なので、
読んだことない人は
さっさと両方の記事を読むことを
おすすめします。

という訳で、
プレゼン作りは、
スライドに先立って、
このライティングをきっちりと
実践するしかないのである。

プレゼンに困っている人は
ライティングから始めましょう。

良い文章をかけるようになってから
スライドの作り方を考えましょう。

スライドは、
塩谷さんの言う所の「表現」なのだから。

ではでは。
今回はここまで。

追伸。下の画像の話は、そのうちします。
(守破離のイラストが、どこから取ってきたのか分からないので、分かったらリンク貼ります。)




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