ナッツ🍋松本優子

舞台出身の役者主婦です。ある時をキッカケに2022年の1月からシリーズ物のオリジナルラ…

ナッツ🍋松本優子

舞台出身の役者主婦です。ある時をキッカケに2022年の1月からシリーズ物のオリジナルラジオ劇脚本を月1で書いてはラジオ公演(出演も)を続け、書いてばかりの日々に。 人生、何があるかわからない! やってみるもんだ✨ ❀(*´▽`*)❀ どうぞ、よろしくお願いします🌸 (❁ᴗ͈ˬᴗ͈)🍓

マガジン

  • 空のうた 作・ナッツ🍋

    空と絡めた詩を時々詠っています。 (不定期)

最近の記事

詩『ケサランパサラン』

音声朗読です。

    • 詩『ケサランパサラン』

      アザミの野の夢 歌いましょう アザミの綿毛 ケサランパサラン ふわりふわり 幸せを運ぶ アザミ野を過ぎゆく風に乗って ふつりふつりと舞い上がる 解き放たれし子は 空でころころまるまって 無数の綿毛は ケサランパサラン ふわりころころ幸せ運ぶ ふわりころころ アザミ野の夢

      • モッコウバラ

        モッコウバラが良い香りを解き放ち、夢色に誘われるのです。ふわふわ、ほわほわ・・・

        • 迫桜ハクザクラ

          嵐去りし午後 我此処に有りと煌々浮き立つ桜花 散るまいぞ 散るまいぞと 向こうの岸から 迫り来てなお 舞うは桜命の逞しき 我が胸に点す灯り温か 目蓋に住まう夕べ空 ほの紅 差して ちらちらと桜色揺れり ちらちらと ちらちら ちらちらと 桜舞い積む

        詩『ケサランパサラン』

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        • 空のうた 作・ナッツ🍋
          3本

        記事

          占う師。

          ルーン占いに取り組むようになって6カ月。よく、何故始めたのかを聞かれる。以前から興味はあって、いつかやってみようかな。とか思っていたが、ある日突然、ビビっ!と、見た石に惹かれ入手した。今が始める時だと思った。覚えたり勉強したり、占ってみたりを3カ月ほどしたのち、私は通常配信しているラジオアプリに占いアカウントも作ってルーン占い配信を始めた。 ルーン占いは、別に素敵な石が無くても、紙でも木でもレジンやプラスチックでも、文字さえあれば出来る。あとは文字を覚えてその意味を持つ文字

          すみれ野の夢

          作・松本優子 瞼を閉じると すみれ香り 広がってゆく すみれの野原 続いてゆく 月明かりの道 光放ち揺れる 花々を辿っていけば そこに居るのでしょう? 遠いいつかが 来る日まで待っていて 忘れぬように すみれの香りを届けて すみれ色の風にのせて 暖かに揺らぐ 陽だまりのほほえみを あの時の香りを すみれ色を 空に溶かして 美しい日々が色褪せぬように キラキラした笑い声も キラキラした瞳も キラキラと 話しかけて来た風も あの日の いちめんのすみれの花も 夢では

          秋に彩られて

          作・松本優子 あんなにも薫っていた金木犀の花は色濃くしてアスファルトに星を散らしている。木々には溢れるように咲き乱れど風に乗って奏でていた調べはあっという間に過ぎ去り、今は晩秋の訪れを静かに待ちながらより一層、その灯りで胸を照らすのです。 ああ離れ難し、金木犀の香りのハンドクリームを使い胸の灯りを頼りに秋空を眺めたりしながら歩みゆく。 紅葉はまだ見えないけれど、昼間暖かく、冷え込む夜もある。鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれるであろう、そう思うと目を瞑らずとも彩り錦でいっ

          書き、描き広がって行く私の中の世界。この場所を大切に織り紡いで生活を彩り綴って行こう。という思いに改めて至った24時間の流れはきっと、これからの私を救ってくれる。 何て素敵な世界。何て素敵な輪廻。解脱したら神。今年は幾つコンクールに応募出来るかな。ワォーン!また次回。

          書き、描き広がって行く私の中の世界。この場所を大切に織り紡いで生活を彩り綴って行こう。という思いに改めて至った24時間の流れはきっと、これからの私を救ってくれる。 何て素敵な世界。何て素敵な輪廻。解脱したら神。今年は幾つコンクールに応募出来るかな。ワォーン!また次回。

          桃色グラデーション

           さらさらと気持ち好く、手で軽く払い落とせるほどの白い砂。だからいつも裸足になって、ひとり砂浜を駆け、桜色のトレンチコートを敷いて寝転ぶ。誰にも気負うことも気遣うことも無い。空は青く真っ白な雲が流れ、春先でも海辺の砂は温かい。5〜6m離れた所を歩く男性が、こちらを見て唾を吐いてみせながら通り過ぎてゆく。でも、今日は気にしない。誰にも迷惑はかけていないし悪い事もしていないもの。トレンチコートの広さだけのスペースで私の為の私だけの何でもないけど特別な時間。  何かに取り組んだ後

          桃色グラデーション

          夜空舞う龍

          今宵は月も天の川も見付かりませんでしたが、空には龍が舞っています。光を放ちながら。 そのように月に後から照らされて、浮雲は現れてくれました。 なんとも、幻想的な夜。

          梅雨を手紙で語りたい

          作・松本優子 葉が透けてキラキラと雫を落とす。 雲間から光線覗けばしかめるほどに目蓋をも刺激し、隠れればどんより重い鉛色。視界もどろりと虚ろになって。 その中に冴え冴えたる花の美しさは発光しているかの如く鮮明に色を伝え胸を照らし、移ろいを雨はさらりさらりと洗い流す。そんな、梅雨のひと時を分け合えたらと。 お裾分け出来たらと。 思うと頬は緩み、いつかの梅雨を過ごせる時が来るのを 楽しみに待っているのです。 ひとまずは、どんな素敵な事がありますよ。と、お伝え出来るように。今

          梅雨を手紙で語りたい

          すぅ、さらり

          頭の中が人でいっぱい 自分は蚊帳の外 そこから やっと抜け出して すぅ と ひとり時間 頭の中もひとり時間 人で溢れているカフェの中で静けさに包まれている こんな感覚は久しぶりで なんと涼やかで心地よいことかと さらり とぷり と 浸っているのです

          ひとつ歩みて

          たとえ意味の無い一歩だったとしても 巡り好くなったのだとしたら きっと 明日の流れは麗らかにしなやかに 時は動き 歯車は回り出すでしょう それを夢見て眠りましょう 今宵の空が何も映さなくても 星を浮かべて 優しいカーテンを揺らしましょう

          行く先の答えは 見知らぬ霧の向こう 進めば見つかり ここに居れば ただただ 霧に包まれたまま 漕ぎ出しましょう 動いた者しか知らない その場所へ

          自己紹介

          自己紹介をしていなかったので、しておこうと思います。ナッツ、と名乗っておりますが、作家名は松本優子です。名前を変更しなきゃ。ナッツはSNSで使ったのが始まりで、ラジオアプリstand.FMでも使っていたら知り合いが増え、ココさんという方と「ココナッツプレゼンツ」というプロデュースユニットを組み、ラジオ演劇を中心に活動して2年目。作家名を今更言っても知り合った人々にわからない為、そのままにしていました。その時分は作家を目指す予定は無かったのです。作家を目指そうと思うまでの話はま

          しとしと4

          このまま歩けば間も無く目的地に着くだろう。たぶん。この道だったよね?目的地はお洒落カフェ。ガレットとシードルを中心に手作りパンやケーキもある、フランス式のカフェ。今日は営業しているだろうか。あれ。私、ほぼ書いた事のないエッセイを書きながら歩いてる。そもそもこれ、エッセイと言える代物だろうか。ま、いっか。 あらっ!もう閉店していました。しょうがない。行きますか。真っ直ぐに。