最近は恋愛、夫婦関係のご相談が増えています。
秋も深まってきましたが、今年は11月とは思えないような暖かい日も多いですね。
毎日何を着ればいいのか迷ってしまい、服を選ぶのに時間がかかってしまいます。笑
今日は、最近のカウンセリング事情について書いてみたいと思います。
最近はなぜか、恋愛や夫婦関係のご相談が急に増えてきています。理由はわかりません。
相手から別れを告げられたり、離婚の危機に直面したり、自分一人ではどうしていいかわからなくなったときに、カウンセリングを検討される方が多いですね。
恋愛や夫婦関係のお悩みも、そのほかの人間関係のお悩みと根本は同じですが、パートナーとの関係は心理的、物理的に距離が近くなりがちですし、関係性も濃くなりがちです。
そのため、自分のことも相手のことも客観的に観ることが難しくなり、ぶつかったり行き詰まってしまうことが多いんですよね。
そんなときは、相手と少し距離を置いてみるのも一つの手です。そうすると少し隙間ができて、自分や相手を客観的に捉えることができるようになることが多いです。
夫婦であっても恋人同士であっても、自分は自分、相手は相手です。
相手は自分の所有物ではないし、もちろん自分も相手の所有物ではありません。
育った環境も性格も違うのだから、考え方や価値観が違っていて当たり前です。関係性は近くても、二人はまったく違う別個の人間なんです。
自分の考えや価値観を相手に無理やり押し付けても、良い関係を築くことはできません。
職場の人間関係などでは、相手の気持ちや考えを尊重できていたりするのに、パートナーとの関係になるとそれが難しくなってしまうのですよね。
関係がうまくいかなくなったときに、相手と物理的、心理的に距離を置くことで、今までとは違う視点から物事が見えるようになるかもしれません。
また、「どうして自分のことを大切にしてくれないんだろう」、「なんで私の気持ちをわかってくれないの?」といった不満を相手に抱くときは、自分自身のケアが十分にできていないことが多いです。
相手に「こうしてほしい」と自分の希望を伝えるのはいいのです。
ただ、いつも自分のこころと身体の声に耳を傾けて、自分自身を満たしてあげていれば、パートナーに過剰に求めることはなくなります。
ありのままの自分を認め、受け入れ、許し、肯定し、自分に寄り添ってあげていれば、相手からそうしてもらう必要はなくなるし、そうしてほしいとも思わなくなってきます。
パートナーに「こうしてくれない、ああしてくれない」と不満を抱きがちな人は、自分で自分のケアができているかチェックしてみてくださいね。
心理カウンセラー 高田奈津子
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