組織内キャリアとは別の道へのわらしべ
昨日、日本の人事部主催の
<「組織内キャリア」から「生涯キャリア」への転換――40代からのキャリア再設計>という、キャリア心理学研究所 代表/臨床心理士である宮城 まり子さんのセミナーを聴いていました。
とても参考になったのですが、
その中で
ハーミニア・イバーラ氏の言葉を引用されていました。
少し前の本なので、読まれた方も多いのではないでしょうか。
これを読むと、そうだよなーと共感する人も多いと思います。
でも、最後に宮城さんも言われていましたが、
やろうと思っても、行動に移す人は10%で、継続する人は、0.1%だそうです!
私も色々やってみようと思うのですが、
ついつい、できない理由を先に探してしまって、
こういうリスクがあるかも
ああいう問題が起きるかも
などと、行動にブレーキをかけがちです。
それを乗り越えて、
誰かに会いに行ったり、何かに参加したりしたとしても
会っただけで満足したり、参加しただけで終わってしまった!
なんてことは良くあります。
人生100年時代で、
組織の中にいると、50代はキャリアの終焉になってくるので、
宮城さんもおっしゃってましたが、
できれば、40代の頃から、
組織の中のキャリアだけではなくて、
生涯のキャリアを創っていく、
もう一つの道を探る行動を
少しずつ始めることがいいのですよね。
本業はそのまま、あるいはいつも以上きちんとやりながらです。
副業を急に始めるのではなく、
関心のあるセミナーをいくつかオンラインで受けてみる
本を一日10分でいいから読み続ける。
続けていると、
ピカッと来る言葉に出会ったり
セミナーで一緒にディスカッションした人が
とっても素敵!と思ったりします。
自分の琴線に触れたことを逃さずに、
その言葉をメモして残す。
その言葉に関連する別のセミナーに参加する。
素敵と思った人に思い切ってつながってみる。
そんなことをやっていると、
又別の出来事が起こります。
傍から見るとすごいと思うような人でも、
実はこんなわらしべ長者的なことからキャリアが出来ていったという人は多いものです。
私自身のわらしべキャリア
介護明けでたまたま手伝ったコーチング団体の仕事の役に立つかもと思って、
・コーチングを習った
・コーチ仲間と話しているうちに、女性がキャリアを築きにくいということに気づいた
・逆に活躍している人の話を聴きたくなって、インタビューを始めた
・インタビューをするうちに、女性活躍を支援する人たちと知り合いになった
・その中の一人に厚労省の女性活躍推進アドバイザーというものについて教えてもらった
・応募してアドバイザーになった
・アドバイザーとしてセミナーをするうちに、個人に仕事が来るようになった
・企業や自治体で研修をやらせていただり、パーソナルコーチングをさせていただいたりという現在に至る。
色々はしょりましたが、
何も無かったところから、10年でこうなっています。
それでも、私はかなり慎重なので、
行動に移すのは遅い方です。
ただ、ごくたまにえいっと大胆なことをやってしまうこともあります。
これが無かったら、今の私は無いと思いますが、
恐らく行動が速い方は、もっと早くにもっとすごいキャリアを築いていたかもしれません。
でも、
慎重だけど、たまに大胆なのが私らしいし、これが良いと思っています。
自分軸を大切にしたいと思っているからです。
もし、あなたが、今の働き方や将来に不安があったら、
何か小さな行動をしてみませんか。
いつもと違う人と会う。
オンラインで本を買っているならば、あえて本屋さんに行ってみる。
など、
いつもと違う行動をしてみてください。
そして、
ぜひそれを続けてみてください。
たまに振り返ってみてください。
違うなと思ったら、別のことをやってみてください。
恐らく、1年後には何かが変わると思います。
+++++++++++++++++++++++++++++
キャリアについてお話ししてみませんか。
こちらから。
https://www.creo-coach.com/top-coaching/break/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?