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何かをしようとする動機はどこにあるか?

私は経営者の勉強会に参加しているのですが、
その中で、SDGsにどう取り組むかについて勉強する会があります。

「取引先が、今後〇〇というレベルで環境保全に取り組んでいないと取引をしないから」
「SDGsに取り組んでいないと社員を採用できないから」
「SDGsがブームで、乗り遅れるとまずいから」
といったような、外発的動機づけでSDGsに取り組もうとされる会社も結構あるなという印象です。
ですが、これは自社を存続するために、リスクに対応しているだけであって、外圧が無ければ取り組まない、実は取り組みたくないと言っているのと同じです。

本来は、「創りたい未来」があって、それに対して何をしていくか
それに対して自社のやっていることの価値は何か?
というように、
考えていくことが必要だと感じています。

でも、未来を描いて、それに向けて何をするかという考え方が苦手な人って多い印象です。

コーチングは、まさに、後者を扱うことが多いのですが、
実は個人でも、未来を描けないという人って多いなと思っています。

・非常に現実的だから、未来を描くなどという抽象的なことは苦手
・大言壮語を吐くような気がして気が引ける
・現状に自信が無く、そんな現実を基にした未来はなおのこと描きづらい

こういうような感じでしょうか?
なぜ未来を描きにくいのだろう?
なぜ自分に自信が無い人が多いんだろう?

足りないところを見つけて対策だけやっていても、未来を描けないと、進歩がないように思います。
外発的動機だけで動くと、周りの意見に左右されます。

でも、描きにくいだけで、描く練習をしていけば、力が付いていきます。
コーチングでは、常に未来は何?理想は何?と質問するので、
だんだん考える練習ができるんですよね。

描く習慣を付けて欲しいなと思います。





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