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ほしいものってなんだろう

昨日yujiさんと卯野たまごさんの「ほにゃららライブ」を聴いていて、yujiさんが「お金があっても豪邸建てたいとか思わない、たまにエクレア食べたいとかはあるけどね〜」と話していて、あ、私もそんな感じかもと思った。

私はエクレアじゃなくてたい焼き(写真はサツマイモ餡が尻尾までたっぷり入った逸品!)かなーとか。笑

やりたいことが出来ていて、行きたいところに行けて会いたい人に会えてるだけで幸せだから、物理的に自分の城が欲しい!ブランドバッグが欲しい!とかいう欲は全然ない。

パートナーともSkypeで話していて「保険とか税金とかに縛られたくないからもうずっと賃貸でいいや。所有する方がストレス」と言ったら「うんうん」と返ってきた。

yujiさんの場合エネルギーを注力したい先がそこじゃない、という意味合いが強いと思うけれど、変なところで共感してしまった。

旅先で高村友也さんの『スモールハウス 』を読んだ影響も大きい。

実はこの本、ちょうど私の中でミニマリストとか断捨離ブームが来ていた数年前に単行本が出て、一度読んだはずなのだけどその時は実現可能な気がしなくてあまりピンとこなかった。

文庫化されたということで改めて読んでみたら、「時代が追いついてきた」感がすごくあった。

高村さんは祈るように「スモールハウス が一過性のブームで終わらないように」と書いていたけれど、その通りになってきている。

そもそも日本では鴨長明の『方丈記』が浸透していたり、アメリか発とはいえまるっきり新奇な輸入してきただけのアイデアでもないと思う。

日本人はスモールハウス を見たとき、物に縛られない「自由」と同時に何かを思い出すような、どこか懐かしい気持ちになるのではないだろうか。

というわけでツラツラ書いたけれど、ほしいものが「物」じゃなくて本当に「体験」とか「経験」にシフトしてるんだなーということを最近ヒシヒシと感じている。

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