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【代表インタビュー】CEO丹治に聞く、CREFILってどんな会社?(前編)

※本インタビューはライターに取材・執筆いただいたものを掲載しています

はじめに

デジタルマーケティングを中心とした事業を展開するCREFIL(クレフィル)は、おかげさまで来年で5周年という節目を迎えます。節目を迎えるにあたって創業メンバーのCEOの丹治とCOOの大越に、CREFILとはどんな会社なのか、改めて聞いてみました。

CREFILの概要についてはこちらをご覧ください。

左:COO 大越、右:CEO 丹治

■登場人物
CEO 丹治 雄弥(たんじ ゆうや)

Web 広告業界にてWeb 広告全般の運用コンサルタントを行い、SEM の事業部立ち上げを経験。その後、IT コンサルティングファームにて業務改革、グローバルを巻き込んだシステム導入を行った。前職およびCREFIL では、デジタルマーケティングのプロデュースや大規模CMS 導入プロジェクト、ビックデータ構築をコンサルタントとして手がけた。Salesforce 案件では、Sales cloudやService cloudなどのコア側~MA (マーケティングオートメーション)まで全体構想を鑑みたシステム構想フェーズ~実装フェーズまで手掛けている。

CREFIL設立の経緯

CREFILを立ち上げる前はどういった仕事をされていたのですか?

広告代理店でWebマーケティングの経験を経て、ITコンサルティングファームに転職し、そこでコーディングや、開発の基本的な流れを学びました。ここまでで、広告とコンサルティング、さらに開発を経験したので、その経験をもとに会社を起業したのが25歳の時。その会社は、どちらかといえば開発が中心で、いろんなプロジェクトに携わりつつ、同時に営業活動も経験していました。そんな中で、コンサルティングと開発とマーケティングを、一貫して提供する会社というのはどうだろう、そんな会社はあまりないのでは?と思い始めて。せっかくエンジニア界隈で行われていることのほとんどの経験をしているんだから、それを全部やれる会社を作ってみたいと新たに立ち上げたのが、CREFILです。CREFILがサービスを開発するだけでなく、お客様と戦略を一緒に考えて、広げるところまでを請け負うのはそういう思いからなんですね。

立ち上げメンバーであるCOOの大越さんとの出会いを聞かせてください

大越さんと出会ったのは前職で、それこそ僕が面接を担当したんです。エンジニア界隈では珍しく(?)スーツを着こなしたきちんとした方にお越しいただいたなと思って(笑)。実際に話をしてみると内容は聡明ですし、何よりすごくポジティブな方だなと思いました。大越さんが入社して1、2年経過してから一緒に事業を立ち上げるのですが、その時に非常に馬が合う方だなって思ったんです。
その後、CREFILを立ち上げるか、いっそのこと海外に仕事の拠点を移そうかすごく迷っていた時に、大越さんがCREFILの立ち上げに参加してくれると言ってくれて、前職の時に結構やりきった感があったんですけど、大越さんがいればワクワクできる会社が作れそうだなと。それでCREFILの立ち上げを選びました。多分、大越さんが手を挙げてくれなかったら、CREFILは無かったんじゃないかなと思っています。


CREFILが行っていること

事業戦略のコンセプトは、どういったものでしょうか?

3つのステップを踏んで成長していこうというのが、根幹にあります。

1つ目のステップは、売上を作ること。売上を作って基盤をしっかり築いて、社員の給料を上げていける組織にしようと。というのも、これは前職で得た教訓なんです。前職では新規事業からのスタートで、海外旅行向けのアプリケーションを作っていたのですが、これが今一歩でなかなか軌道に乗れなかったんです。その後、開発中心の事業に方向転換をして数字を作れるようになって会社は安定しましたが、当初は本当に苦労しました。そういう経験があったので、最初の2、3年は基盤作りに集中するために、デジタルマーケティング事業を重点的に行いました。

基盤ができて、いろんなところから評価を頂いたり、我々と関わったお客様が別のお客様を紹介してくださったりする形ができてきたので、2つ目のステップとして海外への展開をスタートさせました。順調に進んでニューヨークやフランスのエンジニアとのコミュニケーションが増え、ミーティングのほとんどが英語の時期もあったのですが、運悪くコロナ禍と重なってしまって、海外展開は止まってしまいました。

海外展開が止まったので、3つ目のステップとして自社サービスの開発をスタートしました。社内でプレゼン大会を催し自社サービスの大枠を決め、1年半前から開発に着手して、今年の春から「spohabi(スポハビ)」というスポーツクラブ向けのオンライン会員管理システムを稼働させています。

spohabiについてはこちらをご覧ください。

では、これからは自社サービスの開発が中心になってくるということでしょうか?

そういうわけではないです。確かに、サービスが作れれば売上は立てられるし、おもしろいし、ワクワクすることではあります。ただ、自社サービスの開発は業務が多岐にわたる反面、コンサルティング・開発・マーケティングのいずれかをフォーカスして経験を得るのが難しくなります。僕は、CREFILで働くみんなの市場価値を上げることで、いつかCREFILから離れる時が来たとしても、自信を持って生きていけるようになれば良いなという考えも持っています。そのために経験値をたくさん積んで成長してほしい。それにはやはり、デジタルマーケティング事業が適切だと考えています。そういうわけで、自社サービス開発だけをやるという考えではなく、両方をやっていくというのが回答になります。
また、新規事業は全部僕が考えないと生まれないという仕組みも作りたくなくて、おもしろい企画があってそれを形にしてくれる人たちがいれば、それに投資してビジネスを広げていくのも有り。CREFILはIT業界未経験の方でも積極的に採用していますが、未経験の方でも、2、3年経験を積めば、新しいサービスを立ち上げられるようになる、そんな環境を社内で作りたいですね。

そんなCREFILの"強み”は何だと考えていますか?

働いているみんなの適応能力の高さでしょうか。
CREFILには様々なキャリアの人が揃っていて、IT業界未経験で入社した方もいます。さらに業界経験者であっても全員が熟練のキャリアを持っているわけではありません。でも、一流のコンサルティングファームが請け負っているようなプロジェクトでしっかり対応ができ、プロジェクトを終えると、経験したことが身になっている人が多いんです。それは、個人の努力は当然として、努力しやすい環境を提供できているということでもあるのかなと思っています。僕個人としてはいろんなコミュニケーションの方法をとって、役職やキャリアなどを気にせず当たり前に意見交換ができるような文化を作るように努めています。


いかがでしたでしょうか、前編は以上となります。
後編では「これからのCREFIL」について、インタビューをしています!