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私はまず、お客様のことを“好き”になることを心がけています。


石井 健太
児童向けの雑誌編集・コンテンツ企画の会社を経て、2013年にクリーク・アンド・リバー社に入社。以降9年間、Web求人広告の制作ディレクターとしての業務に取り組む。


私の仕事はWeb求人広告の制作ディレクターです。

広告主となる企業のお客様に欲しい人材や会社の特長をお聞きして、求める人材に “ 刺さる広告 ” をつくる仕事をしています。
ディレクターと一口に言っても色々なスタイルがあると思いますが、私の場合は、企業への取材から撮影、コンセプト決め、ライティング、簡単なバナー制作までの一連を担当するのがスタイルです。
その中で、カメラマンさんやライターさんと協働することもあります。

本当に多種多様な企業の方とお話しできます。
TVやWebニュースなんかでも話題になる最先端技術のリアルな実情なんかもかなり突っ込んで聞けますので、気づきや驚きの多い環境だと思います。
また、求人広告は、取材からリリースまでの期間が比較的短いので、クリエイターを目指す方がどんどん経験を積めますし、スタートするのにピッタリなコンテンツでもあると思います。

何よりもまず、「聞く」ことが大切な仕事です。

私が感じるこの仕事の一番のポイントは、とにかく何でもよく「聞く」こと!
お客様企業についてはもちろん、そのお客様が普段は言語化していないようなことも、突っ込んで質問できた時には、良い原稿が作れるとワクワクします。
私の質問を受けてお客様が “ はっ ” となって、困ったように考え込んだときは、心の中でガッツポーズしていたりします(笑)。

コンテンツのコンセプトを決めること、そして、そのコンセプトを関係者(お客様やクリエイター)に納得してもらうことが、ディレクターの大切な仕事の一つです。
その時も、お客様から表面的に望んでいることと併せて、本音の部分も聞けていると、コンセプトの立案も、その先の説明も、よりスムーズに進められるんです。

「何でも面白がれる人」は、やはり無敵だと思います。

クリエイティブに必要なアイデアやヒラメキのもとになるのは「情報」です。
業界の人やマニアの人しか知らないようなウラ話や、それぞれが密かに感じている矜持、あるいはコンプレックスだったり、突っ込んだ内容だと尚良いですね。
そして、それが何かを作るときの独自のアプローチに繋がっていくのだと思います。

求人広告をつくる上で、そういうネタを引き出すには、私自身がお客様とその業界のことを “ 好き ” になるのが一番の近道だと思います。
少なくとも、私は “ 好きだと思い込む ” ようにしています。
好きだからこそ、お客様の業界やコンテンツ自体のトレンドも気になるわけですし、お客様が意識していないような『特別な何か』にも気づくことができるわけです。
だから、「何でも面白がれる人」は、どの分野のクリエイターを目指すにしろ、 “ 天才 ” である可能性が高い! と、私は本気で憧れています。

難しいことは考えずに、直感で始めちゃいましょう!

ディレクターにしろ、プロデューサーにしろ、自分でつくるにしろ、調整役として立ち回るにしろ、Webにしろ、他の媒体にしろ……。
どんなことでも、技術的なことなら数をこなして、先輩たちに教えてもらえば、ある程度はできるようになりますので一切心配無用です。
だから、難しく考えるのは一旦やめて、気軽に始めちゃうのが良いと思います。
その先で、仕事を好きになれるかどうかを、まずは見極めてみてください!


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