未経験でもできる、Webディレクターを目指してみませんか。
小田 淳弘
入社6年目 Webディレクター
IT・Web業界歴19年、30歳からの転職でWeb業界へ
現在はオークションサイトのキャンペーンを担当
Webディレクターと聞いて、どんな仕事を想像しますか?
漠然とWebディレクターの仕事と言っても、一言では説明しきれないので、それらをちょっとわかりやすく説明すると、こんな感じになります。
あなたが日頃何気なく閲覧している様々なWebページ。
それは誰かが何らかの目的を持って作成したもので、
それらはどこかのサイト閲覧者に何かを伝えるために作られたものなのです。
ここで言う「誰か」とは、ここでは「クライアント」と呼びます。
クライアントがサイト閲覧者に伝えたい情報を、いかにサイト閲覧者にわかりやすい表現を導き出し、伝えたいな情報を利用してもらえるかを考え、それを形にして届ける
それがWebディレクターの仕事だと、私は考えています。
ではそのディレクターの仕事の内容をもう少し具体的に、
流れを追って紹介しましょう。
Webページが公開されるまで
ヒアリング
まず、新しく作るページの中で、クライアントが何を伝えたいのか。
どんな人に見てもらいたいのか、どんなデザインを希望しているのかなどをヒアリングします。
この時、潜在的なクライアントの要望を聞き出すことができると、よりクライアントが求めるサイト内容やデザインに近づきます。
ワイヤーフレームの作成
クライアントにヒアリングした内容を元に、実際のWebページ内でどこに写真や文章を入れるのかを図に起こします。
ワイヤーフレームは基本的に、図形やダミー文章で構成されることが多いのですが、
写真や具体的な文章を入れておくと、クライアントがよりサイトやデザインをイメージしやすくなります。
デザイン
ワイヤーフレームにOKが出ると、その内容を今度は具体的なデザインに落とし込みます。
参考になるサイトやデザインを探し出し、それらをクライアントに提示してイメージのすり合わせを行い、それをわかりやすくデザイナーに伝えるのもディレクターの仕事です。
コーディング
クライアントにデザインを確認してもらい、OKが出ると今度は実際にサイトをコーダーに作成してもらいます。
この時、各デバイスに合わせたデザインや動きのギミックの指示もディレクターが行います。
公開前の確認作業
コーダーにコーディングしてもらったサイトを確認し、各デバイスでのデザインの崩れや誤字脱字などを確認し、不備があれば修正指示を作成し、修正。
最後にクライアントに確認していただき、OKが出たらいよいよサイト公開となります。
簡単な流れを紹介しましたが、これらにかかる工数を算出し、スケジュールを作成するのもディレクターの大事な仕事です。
ディレクターに求められるスキル・能力って?
クライアントやサイトによって異なりますが、ExcelやWordやPowerPointなど、様々ソフトやツールを数多く使いこなす必要があります。
たとえば、ワイヤーフレームの作成はPowerPointで作成、
サイト内の注意事項など法務の確認が必要な文書などはWordで作成します。
ディレクターによっては、AdobeのPhotoshopを使用して簡単なデザインの提案や、やFigmaなどを使ってモックの作成などをおこなったりします。
また、皆さんもご存知の通り、Webの世界は日々進化し、成長し、変化していくもので、新しいツールや機能が次々と生まれ、場合によってはそれらを使いこなしていかなくてはなりません。
これだけ読むと、「ちょっと大変そう」と思うかもしれませんが、
誰しも最初は未経験から始まります。
新しいことにチャレンジする姿勢や新しいことへの順応性・適応性があれば、それらは難なく使いこなすことができるでしょう。
そしてそれは、Webディレクターとしてはとても強い武器と言えます。
Webディレクターだけではなく、Web業界では、ずっと同じこと、同じメンバーで仕事をし続けることはあまりありません。
新しいクライアント、新しいチーム、新しい環境。
それらに早く順応・適応できるかも、Webディレクターにとっては重要なスキルだと思います。
そのためにはWeb業界の最先端技術に対して、アンテナを張っておく必要があります。
あなたもWebディレクターになれるチャンスあります!
高卒で、そのまま遊びの延長でゲーム雑誌のライターをしていた自分が、雑誌業界の衰退に危機感を抱き、最初に就職したのは28歳の時でした。
手に職をつけたいと、選んだ職種はプログラマー。
1年ほどプログラミングの勉強をし、いくつか実務も担当しましたが、就職して1年半、当時の上司に
「お前はプログラミングには向いていない」とハッキリと言われました。
が、その時
「素直な性格と前向きな姿勢を活かせる、人と人をつなげる仕事をしなさい」
と諭され、転職した先がWebディレクターでした。
つまり、私自身もまったくのWeb業界未経験からのスタートだったのです。
プログラマーやデザイナーといった職種は、一つの技術を掘り下げる垂直型の能力が必要ですが、逆にWebディレクターは色々なことを業務として経験し、さまざまなことに対応できるような経験を伸ばす必要があります。
プログラマーとしては長続きしなかった私がWebディレクターとして、今も続けてこれているのは、技術を掘り下げる垂直型ではなく、水平型に経験を伸ばすことに向いていたからだと思います。
こんな私でもなれたWebディレクター。
Web業界で仕事をしたいけど、難しいのでは?
一から勉強しないといけないから無理かも?
そんな不安があるあなた!
クリーク・アンド・リバー社は未経験のWebディレクターの育成・受け入れも行っています。
今からでも遅くありませんよ!
あなたもきっとなれるはずです!
あなたのやる気次第ですが、一から勉強して、私たちと一緒にWeb業界で働いてみませんか?
創造力で世界を変えよう。
デジタルの領域から社会課題を解決する
プロデューサー人材育成プロジェクト、発進。
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