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同じ釜の飯を食う

毎週水曜日は「お米の日」と称して、同じ釜の飯をかき込む。
(注 コロナ前のイベントでした)

朝、「お米いる人〜?」の声(Slackだけど)で、挙手した分のお米が炊かれ昼にはフロア中に炊きたての香りが満ちる。
これがなかなか好きだ。

「食」を共にするのは、「生きる」を共にしている感覚になる。
エンジニアもバックオフィスもBizも、挙手した人が集まりご飯を食べる。とりとめのない話をしたり、むしろ会話がなかったり。
それでもゆったりとした空気が流れる。
おかずをシェアしたり
みんなで卵かけごはんをかきこんだり。
袋の野菜にドレッシングを注ぎ、シェイクして食べる男性陣のおおらかさに驚いたり。
派手さはないが、豊かな美味しい時間。

平均年齢が30後半(それも結構後ろの方)の私たちなので、
派手な楽しみ方にはなかなか縁遠くなってしまったが、豊かな過ごし方は上手くなったと思う。

仕事で意見が割れることもある。
それぞれが個々の職域や役割にプライドと責任を持っているからこその衝突。だけど険悪な状態になったのを見たことがない。

だって、同じ釜の飯を食べている仲だからね。

2019/9/26. Ayako Kogo