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ロシア圧勝の中ウクライナ軍が南部で反撃!プーチン氏重病説でも余裕の不気味な戦略⁉︎

ロシア軍はウクライナ国土の約20%を占領し、その面積はベネルクス3国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)より広い約12万㎢とのことです。

ゼレンスキー大統領は、「私たちの領土の約20%が占領者の支配下にある。戦闘の前線は1千キロを超える」「私たちは占領者によって殺された人たちの正確な数さえ知らない」と言います。

ロシア軍セベロドネツクで化学工場を攻撃

大規模な化学工場のあるセベロドネツクでは、硝酸が入ったタンクがロシア軍の空爆を受け、有害物質が空気中に飛散した恐れがあり、市民にはシェルターにとどまっています。

既にセベロドネツクの7割が制圧され、ロシア軍が市の中心部にまで侵入していて、激しい市街戦が続いています。

ウクライナ南部ヘルソン州の知事は1日、ウクライナ軍が州北方で20か所以上の集落を奪還したが、いまだ通信の遮断状態が続いているようです。

ロシア侵攻から100日目の内情

ロシアは侵攻から100日目を迎え、東部制圧のために、軍隊を集中して成功している反面ん、明らかに兵力を消耗していると見られます。

https://www.asahi.com/articles/ASQ636J9DQ50UHBI01B.html

欧米諸国では、いかに戦争を終わらせるかをめぐり、妥協しないで領土を奪還できるのか、そのためにさらに多くの犠牲者を出すことに、意見が分かれています。

ロシアは首都キーウ攻略に失敗した後、4月以降は東部と南部の攻撃に注力し、東部支配に成功すれば、再びキーウを攻撃するともみられています。

ロシア軍に入隊する若者の多くは、地方出身で、都会での高収入は職に就くことができず、軍隊か警察に入るしか出世の道のない貧困層が多いようです。

訓練兵では給与が出ないので、志願兵となり戦地に送られますが、国のために戦おうというモチベーションが低く、そのぶん離脱する者も多くなります。

多くの若者が、自分の青春を、戦争に翻弄されていくことは、悲しい現実です。

プーチン氏の健在ぶりと不気味なロシアの姿

いっぽう、プーチン氏は進行したがんの治療を4月に受けていたと報じられていますが、ロシア高官からは重病説が否定されています。見たところお元気そうですが。。。

プーチン氏は健康に不安があり、兵力も不足しているにもかかわらず、彼のイデオロギーを貫く精神力の前に、時間リミットはないようです。

このまま、戦争を長期戦に持ち込み、世界がウクライナにもう降参するように説得する日を、たんたんと待っている、不気味な姿が浮かび上がってきます。

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