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今日も京都て歩いて行こうと 〜報恩寺〜

京都在住です。よく散歩に行きます。
気が向いたとき、私が訪問した場所を
紹介します。

いきなり、長めの記事です。
2800字を超えているだらだら記事ですので、
気持ちと時間に余裕があるときに、
ゆっくりご覧ください。

あと、ちょっと、霊的?伝説??で、
ヤバい鐘が出てくるので、
そういうのが苦手な方は、
閲覧をやめておいてください。

あと、先に言っておきますが、
鳴き虎の絵も見れてません。
撮影もしてません。

あらかじめ、ご了承ください。

今回は、『鳴虎』という、
別名のある報恩寺に行ったよ、
てなだけな話。

元旦早々、歩きに出たワケです。

実は、他にもチョロチョロして、
かなり写真は撮りましたが、
ものすごく情報量が多くなったので、
今回は報恩寺だけ紹介します。

たまたま、通りがかったんですね。

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ほんとは、ここに寄る予定は無かった。

でも、大きいお寺、あるやん!?
しかも、大好物の看板がある!?

ちょっと、読んでいいですかニャ?
(ご主人様に確認)

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チラッと看板を読むぅ。。

なになに。。。
秀吉さんが、この寺の宝の猛虎の絵を、
借りてったけど、絵の虎の、鳴き声が!?
寝られないほど鳴く!?

なんですと!?絵の虎が鳴く!?
どゆこと!?

秀吉さんって、虎が好きだったんですかね。
加藤清正さんも、朝鮮で虎退治して、
秀吉さんに献上するとか言ってたし。

さらに。

その、いわくつきの、鳴く虎の絵、
寅年の正月三が日に限り公開される。。。

なぬっ

今年、やないかいっ!!
しかも、今、やないかいっ!!

とりあえず、寄っとこやないかい。

ところが、この報恩寺。
ほかにも、ものすごい逸話が。。。

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なかなかシブい門ですな。

としか、思ってなかったんですが。
あとから調べたら、この、手前の橋。

一部が、それこそ、
秀吉さんの時代のものらしく。
橋の装飾のギボシ(上の黒い丸いやつ)
6個のうち、2個がその時代の本物。

その当時の現物が残ってる。
これって、すごい珍しいんです。

京都って、昔から大火事やなんかが、
ものすごく多くて、木造の建造物でも、
当時のものが残ってるってのは、
かなり貴重。

まぁ、ご本尊の仏像や、重要書物、
なんかは、必死で運び出すんでしょうね。
けど、建造物とかはどうしようもない。

か・ら・のっ

ギボシ~♥
(意味不明)

それで、この橋の、2つのギボシ。
残ってるのは、貴重なんですっ!!

私、実は、結構、
ギボシ好きなんです。

なんか、ほひょん!としてる、
って、古田織部さんも言ってたし。
(漫画の読みすぎ)

今回は注目してなかった。

また今後、どれが本物のギボシか。
確認に行きたいと思っています!

入り口の石橋でこんだけ長くなると。
先が思いやられるわ。。。

門をくぐって、いきなり左手。
なにやら、看板がある。

なになに。。。

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重要文化財の、鐘(かね)があると!
平安時代のものとな!!

しかもこれ、畠山持国っていう、
当時の足利政権の重臣の凄い人が、
陣鐘に使っていたそうで。

ちなみに、この畠山持国さんの
子ども達も関連して、
応仁の乱がおこります。

そんな、歴史的重要人物、
それが、畠山持国さんです。

その持国さんのゆかりだけでも
すごいのに、鐘自身も、いわくつき。

まぁ、看板を読んでもらったら
わかりますが、この鐘を巡って、
ある織屋の丁稚と織女が言い争い、
結局、織女が死んだらしく。

その呪いがかかって、
普通に、朝夕撞くと、
よくないことが起こるらしく。

いまでも、除夜と法要のときしか
撞かないらしいです。

やべぇ。。。
伝説の呪いの鐘が目の前に。。。

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え?
どこ??

お墓!??

手前の、木のなんか、黄色い、
皮?みたいなんも気になる。。。
ナゾは深まるばかり。。

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少し離れてみて。

そう、この怪しげな小屋。

これが。  その鐘。

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鐘だけでも、情報が多い。。。

宇治の、平等院の梵鐘と、
同じくらい貴重な代物、
ですと。。。!!!

マジか。。。
こんなとこに置いといて、
大丈夫なんか。。。

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鐘は、普通に見れます。

ちなみに背後はお墓。
なかなかの雰囲気。

ひょっとしたら、物理的には、
撞こうと思ったら撞けそう。
え、これ、撞けんじゃね??
って思ったくらい。

でも、、、

さすがに霊感のない私も、
これはさすがに、ヤバい感じが、
プンプンしました。

てな具合の、
まずはカネのお話、でした。

まだ、全然、鳴き虎まで
辿り着いてないんですが。。。

ひとしきり、鐘の逸話で、
コーフン冷めやらぬまま。

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とりあえず、寺の玄関に向かいます。
その、前庭。

これも、いい感じの庭ですねぇ。
歩いて散策したい。
無理やろうけど。

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色褪せたポスターが貼ってある。

この絵らしい。鳴き虎。
すんごい目力。

中国の、宋とか明の時代の、
四明陶佾(しめいとういつ)という人が、
書いたらしい。

後柏原天皇より下賜(かし)されたらしい。
もう、それだけでも、すごすぎる。。。

もちろん、寺の宝。

この掛け軸の絵を、豊臣秀吉さんが
気に入って、いったん、自分の家である
聚楽第に借りてった。

でも、この絵の猛虎が鳴いて、
秀吉さんが寝られなかったとのこと。

強引に借りていくとこも、
秀吉さんらしいですが、
ちゃんと返しにくるところも、
秀吉さんらしいなぁ、と思いました。

信長さんなら、絵といえども、
斬って捨てた。。。かも??

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いよいよ、入ります。

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なんか、いい感じの部屋。

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韋駄天(いだてん)の仏像。
何気に、この説明書き、
めっちゃ勉強になりました!

ご馳走、の言われ。
知ってますか?

おおっ!!
すごい、ごちそうですね!
とか。

今夜は、ごちそう!
とか、言うじゃないですか。

韋駄天ってのは、仏神の一人らしく、
盗人を追って、
仏舎利を取り戻した逸話から、
走る神、盗難除けの神として知られます。

めちゃめちゃ足の速い人を、
韋駄天!!っていうとき、
ありますよね。
え?ない? そうですか。
(聞く気がないのか)

で、その韋駄天さんが、
釈尊、つまりお釈迦様ですね、
のために、走り回って食物を集めた。

そのことに由来して、
『ごちそう(ご馳走)』という言葉が
できたらしいですよ!!

ウンチクを強要されたとき。
(どんなシーンや)

韋駄天って、知ってます?
から、説明をしちゃうと、
ウンチク王の称号をもらえること、
間違いなし!?
(そうか??)

また、話が横道にそれた。。

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さっきの、いい感じの部屋の外の庭。

これまた、いい感じに庭。
茶室っぽい、小屋もある。

そして、いよいよ、客殿。
ここに、その、12年に一度の虎の絵。

なんですが、、、

見てません。

なんか、まぁまぁな蜜だったのと、
タイミングが合わなかったのと、
撮影不可ってのと、
拝観料が取られるってことで。
(当然やろ)

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しかたなく、客殿前の庭。
いや、この庭だけでも、
入ってみる価値はありますぞ!

丁寧に配置された、石。
綺麗に手入れされた、コケ、樹木。

おや?

右手のほうに。。。

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気になる。。。
なんで、ふくろうの置物??

なんか、意味がある?
ちょっとした、遊び心??

わからずじまい。

こんど、機会あれば聞いてみたい。

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めっちゃいい感じの庭でした!

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ふーん。。。てな具合で。

表にでて。右手。

仁王尊像。
これも、このお寺の見どころ。

わらじ。
この像のため??

あ、、う、動くやつ、ですか??

え、、怖い。。。

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怖い。。。左の人。

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あ"〜!!

右の人、、、めっちゃ怖い。。。


おしまい。

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