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説得力は切り札だ!「伝え方」

割引あり

話すことが苦手
しかし、プレゼンを制する者は、人生を制するのだ!

スピーチの説得力は各国大統領/首相、大企業のCEOなど、リーダーだけのものではありません。


道徳/哲学/社会/神学などの分野から、人間などの行動を観察して、その原理などを研究している、とらです。人間の面白い・怖い・不思議な言動について記事にしていきます!

さて、今日は『説得力』についてです。説得力を持った話し方は人を魅了し、あなたの人生を導く燈火(ともしび)となるのです!

大事な場面で、相手の心を揺さぶる説得力を得るにはどうしたらいいのか?同時に、相手から無理矢理 説得させられそうな場合は? そんな悩むあなたへ、伊藤真弁護士の著作『説得力ある伝え方』から、「説得力」を取り上げます。


説得は苦手?お互いが求めている利益の本質を見極めるクセをもとう!


「犯人捜しは意味がない」という台詞を何度も聞いたことがあります。誰がやったのか?ではなく「なぜそれが発生したか?」といった、物事の問題提起に着目する意識を持ちましょう。

問題解決への意識は、意見の異なる相手の説得にとって欠かせない情報です。

例えば猛暑が厳しい夏場、商社営業オフィスでは、外回りの営業さんと、営業事務の職員さんとの間で、エアコンの温度を「上げるか」「下げるか」と二者択一の戦いがあるのも珍しくありません。

問題はエアコンの温度ではないのです。互いに「仕事に集中できる環境を維持するには?」なのです。相手を説得する内容を考えるためには、着目する点をミスってはなりません。

「オフィス内の温度を下げてほしい。ずっとオフィスにいる人は、ジャケットなどを羽織るかして温度調節してほしい」「ジャケットを羽織っても寒いんです。ずっと室内にいる人の体調を気遣ってください」着目すべき点を間違えば、不必要な対立に繋がります。反発が起きて面倒なだけだし、結局、結論である温度の上げ下げは解決になりません。

「全員が仕事に集中できる環境づくりのために、時間で温度調節を話し合うのはいかがでしょうか。営業外回りの方が帰ってくる時間帯は下げて、午前中は高めの温度というのはいかがでしょうか。」この方が対立を避けられ、多くの方が話し合いに賛同してくれるでしょう。

私たちは時に、着目するテーマやトピックを間違えます。お互いの求めている利益の本質を見極める癖を持つことが、説得力を磨く、最初のファーストステップなのです。

つまり、説得とは「自分の主張を通す」ことではありません。このポイントさえ踏まえておけば、不毛な衝突を避けることができます。あなたが「この人を説得させたい」と思ったら、まずは相手(両者)が求めている利益の本質を探りましょう。


「心を揺さぶる説得力」とは、具体的にどんな方法なのでしょうか?この先の有料部分では、その方法をSTEP1~3の流れでシェアします!

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