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X(旧Twitter)納税申告についての注意点

割引あり

お世話になっております、漫画家の根田啓史です。

X(旧Twitter)の広告収益分配が日本でも始まったようですね。やった~。

↑こちらの記事でもふれましたが、

フォロワー500人以上、
過去3か月のインプレッションが1500万以上、
TwitterBlueに登録している、
人を対象に、投稿のリプライ欄に表示される広告の収益の一部をアカ主に還元する
というしくみです。

納税申告に関する注意点

着金したという人の声を聞いて、僕も収益化の申請をしました(遅い)。
そこで、納税申告書に関する注意点があるなと思ったので記事を書きます。

Xの広告収益を受け取るにあたり、
Stripeというオンライン決済・決済代行のアカウントを作って、そこで口座登録と事業者登録をして、Xから収益を振り込んでもらうかたちになります。


その際、手なりでやっていくとここ、

デフォルトでは(No)の方にチェックがついているのですが、
登録の際(Yes)の方をチェックした方がいいかもしれません(これは日本在住の人向けの記事で、該当しない人もいますのでご注意ください)。

※(記事の内容は、僕の担当の税理士さんに確認をしてもらっています(2023年8月9日現在)。基本的には問題ないと伺ってますが、税理士さんもあまり対応のなかった領域らしく、勉強中とのことで後日アップデートされる部分もあるかもしれません。そもそも税制自体も変化するものですし…。正確性が必要な方は、今回の記事は問題提起までにとどめて、ご自身の税理士さんときちんと相談して対応をご検討ください。)


理由等も書きましたので、気になる方は最後までお付き合いいただけたらと思います。

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また、XでRTしていただくと無料で読めるようになりますので、そちらもご利用ください
今回のような税務に関する記事とかも書いています。

さて、

源泉徴収の引き下げ請求を「No」のまま書類を作成すると米国の所得税が30%源泉徴収された金額が振り込まれてくることになります。
これは日本でいう雑所得扱いで、最大額の課税率になります。

アメリカの事業者はここから控除を申請していくと思うのですが、我々はアメリカの事業者ではないので、控除が受けられず30%丸々払わねばなりません。
去年(だっけ?)youtubeでも話題になってましたよね。。。
日本のyoutuberが二重課税されるかも…?みたいな。

しかもそのあと、日本でも事業所得(あるいは雑所得)として所得税掛かりますので、諸々差し引かれて最終的に受け取れるお金が半分くらいになってしまう可能性があります。。。

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