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イベント出展を終えて

▶︎イベント出展

今日、久々のイベント出展をしてきた。

奈良の歴史ある地、平城宮跡歴史公園で開催している
【関西クリエイター博2021 in NARA】
このイベントに今日出展してきた。


▶︎出展の経緯

私は自称クリエイター。




デザインもイラストも写真も、最近はWebや動画にまで手を出しつつある。


ただ、今回はイラストのポストカードがメイン。あと、メッセージカードやフォトカードなどのデザインペーパーアイテムを販売した。


いつもはデザインペーパーアイテムをminneや Creemaなどのオンラインで販売していたり、デザイン受注などを行なっている、

イラストは、基本的に自分の好きなものを描く。描きたいものでないとなかなか進まない。


元々絵を描くのが好きなので、イラストは私の原点であり原動力である。


過去に2回ほど、ショッピングモールのマルシェで出展したことがあるが、こどもを出産後は子育てに没頭していて作品作りをできなかったのと、こどもを見てくれる人がいない(旦那はサービス業で土日仕事、転勤族で実家遠い)という理由から離れていた。


ただ、今回自分の育った地、奈良でクリエイター博が開催されるということで
まだこどもは3歳と1歳(出展応募時)だったが、何か衝動にかられて思い切って応募した。


コロナ禍により出展も危ぶまれたが無事開催でき、
そして夜中に新作もコツコツ描き溜め、
旦那にこどもたちをお願いできたので
出展できた。


▶︎今日の様子


イベント自体は10時から20時まで。
私は朝の9時前から搬入し準備を進めて開始の10時には出展準備は整っていた。

晴れの日の平城宮跡でのイベントということもあり、家族連れや観光客が多い。

フラッと散歩やランニングがてら立ち寄る方も居る。


そんな中で、イラストやメッセージカードを買おうとする人は少ない。ただ、時計の針が進むにつれて、

何かやってるから見てみよう、と出展ブースの前にで立ち止まってくださる方もちらほらでてきた。

▶︎生の声

私がイベント出展での楽しみにしていること、それは【生の声】だ。


偶然出逢ったヒトと自分のイラストをきっかけに対話ができる。これって、自分にしかできない経験だと思っている。

創作活動している人ならわかると思うが、自分の作品を好きで見てくれてる人と会話することって、とても嬉しくて楽しい。


私のイラストは線と色を大切にしている。

みんなの目につきやすい場所にはカラフルなイラストを。


興味を持ってくださった方は奥のメッセージカードなどまで見てくれる、という配置。

こういうイベント出展には、インパクトが必要。ということで、窓にカラフルなイラストのポスターも貼った。


いろんなところで告知していたので
嬉しいことに知り合いも見に来てくださり、
1人で出展している私としてはとても心強く、会話が弾んだ。


立ち止まってくださったご夫婦。あいにく今日はお金を持ち合わせてないということだったが、しばらくしたら「来たよー(^^)」と、わざわざ戻ってきてくださった。


小学生くらいの女の子とお母さん。何度か気になって少しずつ見に寄ってくれた。
ジーッとポストカードを見つめて
「まぁ、いいや!」と立ち去ったが、また戻ってきてくれて「これにする。」とお気に入りを選んでくれた。


学生の女の子。イラストが好きだと言ってくれ、自分の夢も教えてくれた。
私は、私なんかが言える立場じゃないけど…その道はまっすぐ進むべきだし、応援してます、と伝えた。
すると彼女は帰り際に「ありがとうございました、話せてよかったです」と伝えてくれた。
まっすぐで透き通るような彼女の眼差しは私に突き刺さった。

シロクロ世界のシリーズは、細かいモノクロの線画。「色塗りできるね、私色塗りが好きなの」と語ってくれた方もいた。


今回、奈良で開催ということで新作は奈良をモチーフにしたイラストにした。

この新作シリーズが結構好きだと言ってくださる方が多くて、嬉しかった。今後も奈良✖️イラストということで制作を進めていきたいと思った。


▶︎リアルとオンラインの違い

イベント出展して面白いことに気づく。

オンライン販売ではイラストポストカードはほとんどポチられない。
ただ、イベント出展の実販売ではイラストポストカードの方が手に取ってもらえる。

その違いは何かと考えた。

その違いは偶然の出逢いと感動と実用性。

リアルは、偶然の出逢いによる感動が勝つ。
オンラインでは、実用性が勝つ。

オンラインは、基本的に欲しいものをネット上で検索してその目的にあったものを購入するので、実用性が勝つ。
ただ、リアルではファンの方や知り合いでない限りは偶然のその場に居合わせて偶然作品を見て下さった方がイイと感じで下さったものを手に取ってくださるので、感動が勝つ。


私はどちらでも、自分の作品にたどり着いていただいたこと、ご縁に感謝いたします。


▶︎イベント出展を終えて〜まとめ〜

私は、あの真っ直ぐで透き通った少女の眼が忘れられない。
自分の夢を大切に、好きなことを突き進めていきたいと改めて思った。

また、イベント出展などお客様と生の対話をしていけたらと思う。

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