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手縫い作業に便利なアイテム

着物の半衿用の布を切ったり、替え袖を作ったり、虫食いを繕ったりと、色々楽しんでいる着物生活ですが

手縫いをしていると、コレまた必要なアイテムが出てきましてね。

手縫い用の糸や針はもちろんですが、"ちょっとした時にあると便利" っていう道具を探してみることにしました。
ミシンで縫い物をする際と大きく違うのは、なんといっても針と糸を使う点。
針山 (ピンクッション) ひとつとっても、大きさや重さ、差しやすさ等が気になってきます。
使わない針を刺しておく用と、縫っている最中に使う用と分けたいですしね。
そうすると、用途によって使いたい針山のデザイン自体が変わってきたりするわけです。

使わない針を刺しておく用は、ごく普通の四角いデザインのものを使っていますが

抜き差しを頻繁にする際、コレだと使いにくいんです。
一番いいのは抜いたり差したりしないマグネットタイプで、大量に使うまち針なんかにはとても便利で、ミシン縫いの作業時には必須アイテムとなっています。

ただ、今のワタシにはこんなに大きいタイプは必要なく、縫い途中に針を置く用の小さめのモノがよいので探していたところ、こんなのを見つけました。

デザインもかわいいんですけど、何より大きさが理想的。

直径が約2.5cm なので、針を休めるだけならコレくらいがベストです。


そして、また違う形で欲しかった針山が "手にはめるタイプ" で、こういう ↓ 手首にはめるヤツじゃなく

指にはめるタイプがよかったので、これも探しました。
で、見つけたのがコレ↓

サイズ調整可能なリングに羊毛がくっついているデザインです。

ちょいちょい抜き差しができるので理想の形ですが、リングを一番キツくしてもワタシにはサイズが大きく、回ってしまいました。
針を刺す羊毛部分は個体差があると思うのですが、これは硬めだったのでちょいと刺しづらかったです。
リングサイズは指に何か巻けばいいですし、羊毛部分はしばらく使ってみて様子を見たいと思います。
このリングタイプはやっぱり便利なので。

これらを使いながら手縫い作業はボチボチと進んでいまして、長い丈の替え袖は完成しましたよ。

で、この次。
リサイクルショップで購入した昔の長襦袢は、地衿じえりのままで半衿がついていません。

ワタシは差し込みタイプの衿芯を使うので、普通は地衿と半衿の間に入れるんですけど、半衿がついていないので入れることができず、毎回衿芯をくるみながら半衿を縫い付けていたんですね。

いろんな半衿を楽しみたいので毎回付け替えるためこのやり方でもいいんですけど、白い半衿をつけておいても良いかな?と思いまして

縫い付けました。

これ以外にも、母から譲り受けた手縫いの半襦袢にも半衿がついていなかったので

これにも縫い付けたら

衿元の汚れも隠れて見栄えも良くなりました。

今回縫い付けた半衿は、ポリエステル製で色が真っ白くあまり好みではなかったので、絹入りのものを買ってみたらいい色味だったので、これは違う襦袢に縫い付けたいと思います。

ハンドメイド作家をしていた時は、時間のかかる刺繍を入れた作品をよく作っていたので、「コスパが悪すぎる」といろんな人から言われていましたけど、「そんなの関係ねぇ」って感じで手縫い作業を楽しんでいました。
普通に好きだった、だけのことなんですけどね。

刺繍糸やらボタン付け糸やら、糸だけで何十色と持っていたので糸専用の箱がありましたけど、今は必要なものだけが入った裁縫箱1つのみ。

これだけで縫い物ができる、っていうのはすごく魅力に感じます。

なんだかんだこれから少しずつ増えていくでしょうけど、手縫い時間をじっくり楽しみたいと思います。




みなさまのご支援に感謝します。