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マンダラチャートのワークショップ

先々月、カフェさんで『九性気学鑑定』をやらせていただいた時のことです。
「2024年は、何かをはじめるのにはピッタリの年。行動しないともったいないので、早く目標を立てて動く方がいいですよ」なんていうお話を個別にしたんですが、「目標を立てるにはどうしたらいいんだろう?」みたいなご質問をいただきましてね。

「夢を持とう」とおっしゃる方が結構いますけど、"夢" と言ってしまうと身構えてしまう人が多いとワタシは感じているので、"目標 " と言い換えてお話をしています。そもそも、目標がないと頑張ろうとは思わないし、計画性もなくただなんとなく時が過ぎて行ってしまうわけですから、なんらかの目標を持つのは大事だと思うんですね。

その目標というのは、どんなに小さいことでもかまわないんです。
"こういう人になりたい" とか "こういう仕事をしたい" とか、ありたい姿を目標とするのも良いし、" 年末までに30万円貯める" とか " 3ヶ月で3kg 痩せる" とかの、ピンポイントなゴールを目指すのだって全然良いわけで、「何か目標を設定する」というのが大切なんですよ。

で、「目標はありますか?」ってお話になるんですけど、「やりたいことはたくさんあるものの、何をどう手を付けていったらいいかがわからないんです」というお答えが返ってきましてね。
加えて「マンダラチャートをやってみたいんですけど、やり方がわからなくて」なんていう具体的な内容が出てきたので、「それじゃ〜、マンダラチャート、やってみます?」なんていう流れになったわけです。


ワタシは、気学を学びはじめてから思考の整理をしょっちゅうやるようになったんですが、マインドマップを書くのが主流でした。
マインドマップとは、頭の中の考えを書き出していく思考の整理法のことで、中心に考えたいテーマを書いたら、そこから外側に向かって枝を広げるように思考を書き出していく、というものです。
箇条書きで書き出すメモと違って、マインドマップは中心から広がる放射状の構造になります。

脳は、イメージやキーワードをきっかけに多方向に考えを広げる「放射思考」の働きを持っていて、脳細胞は放射状の形をしているんだそうです。
この働きに近い形を紙の上に再現することから、マインドマップは思考の整理に有効だと考えられている、というのを知ってから活用するようになりました。

『何がやりたい?』とか『ワタシはどうしたい?』っていう、「今、何を優先したいと思っているのか」がテーマにくることが一番多かったですね。
これを行うことで、ぼんやりしていた思考がハッキリしてきて今やるべきことが絞れていたので、数ヶ月に1回のペースでやっていたように思います。

そして、思考や行動が精査されていき、自分に必要なことややらなくていい事なんかが見えてきて、やっと明確な目標を立てられる状態になるわけです。


マインドマップについて知りたい方は、こちらのサイトがわかりやすいので参考にしてください。


で、この次の段階で『マンダラチャート』を使うわけです。
はじめて書いたのは、2019年の3月。

9×9マスの中心部分に目標を記入し、それを囲む8つのマスに目標達成に必要な要素を書き入れ、更にその周りに細かいアクションを書き込むことで目標を実現するためのステップを見える化して、必要な行動を視覚的に洗い出すのが目的です。

この時、数時間かけて書いたのがこれなんですけど

『何にも縛られない自由な画家になる』って、何じゃこりゃ?
ものすごくぼんやりした目標だし、お前は今何に縛られてるんだ?って感じ。
これを書き終わった後、またマインドマップからやり直していますけどね。

何にせよ、" 書き出す"っていうのは、ものすごく大事なんです。
やってみてわかることって、たくさんあるので。


っていうので、「ワタシ、マンダラチャートは個人的にやっているので、よかったらワークショップやってみます?」とご提案したところ、希望者さんが多数いらっしゃるというので開催が決定し、つい先日第1回目が行われました。

気学のお話とともに、約2時間半。

マンダラチャートまで行かないマインドマップが充実した方、マンダラチャートのマスがほぼ埋まる方など、それぞれが違う形でアウトプットされました。
これがキッカケとなって、思考の整理がスムーズに進められるようになれば幸いです。
やり方はお伝えできたかと思うので、この先の目標を立てるツールとしてぜひ活用して頂きたいと思います。


みなさまのご支援に感謝します。