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メモ出来れば思考力は上がる

長年のモヤモヤがスッキリした、なんていうことを昨日のnoteで書きましたが、ここ最近ずっと「考えていることを紙に書き出す」のをやっていましてね。
1日どれくらいが制作時間に使えるのか?っていうのを確認したくて時間を算出してみたのがキッカケだったんですけど、自分の考えを紙に書き出すことが見直しと修正の役割を果たしてくれるので、朝コレをやると頭の中がスッキリして作業効率も上がるわけですよ。

学生時代はよく「書いて覚えろ」なんて言われましたから、その当時は「覚えるために書く」と勝手に認識していました。それが、社会に出てメモを取るとか書類をまとめるとかをするようになってからは、書きながら考えていることに気づいて「脳の仕組み的に、書くと同時に整理するという働きが起きるんじゃないか」と思うようになったわけです。
物事が行き詰まったり、思うように進まないと感じることがあるとよくやるんですけど、大きめの紙に書き出すのがポイントで、気になるワードを1つ書いてそこから枝分かれするように考えを書き出していきます。
昔から「紙に書き出す」のは当たり前にやっていた事で、書くこともまとめることも全く苦じゃないので、ワタシにはこのやり方が一番合っているやり方なんですが、ビジネスでもなんでも大切な要素が思考整理の技術で、それは「書き出すこと」だと言われているようですね。

モヤモヤしていることがある時は、メモが苦手でも、まとめられなくても、1文字でも良いので「書き出す」というのをやってみることをオススメします。
人の脳は、書くことで考えを出力して確認して、整理するということまでするんですよ。
メモが苦手な人はよく、「まとめられない」「書いたメモを見ても何のことを書いたのかわからない」と言います。
そういったことからメモ(書き出すこと)をしなくなるので、書くスピードやまとめる力がより弱まっていき、結局メモ自体ができなくなっちゃうんですね。
コレって、怖いことだと思います。
たくさんの情報を整理したい時なんかは、頭の中だけじゃ無理で、複雑になればなるほど、曖昧さが増して煩雑になりまとまらなくなるものです。
目に見える形になること(書き出すこと)で、物事を客観的に見ることが出来、具体的になる事で問題点が見えてきたりして、整理しやすくなるわけです。
手書きが苦手なら、スマホのメモ機能でもパソコンのテキスト入力でもいいんです。文字が無理なら、絵でも表でも、書き出し方は自由です。
とにかく、書き出してみてください。
まとめるために書くんじゃなく、書くから考えが整理されていく、ってことですから。

これって訓練みたいなもので、やればやるほど上達していきます。鍛えれば鍛えただけ成果が上がるわけですよ。
書き出すクセがつけば整理するクセがつくので、その度に思考力が上がり処理スピードも速くなり、モヤモヤすることが少なくなります。
パソコンでもなんでも、情報処理能力が高いものの方が使い勝手がいいでしょ?
自分のことなら自分でどうにでも変えられるので、思考の整理をしやすい環境は作っておいたほうが良いと思います。
「メモできない人は思考力が弱くなる」と思えば、こんなに怖いことはありませんからね。
カラダの健康と同じくらいに気を遣いたい部分です。

目から情報を取り込むということが大事ではあるんですけど、記録に残すということも大切ですよ。
記憶というのは曖昧ですし、忘れちゃいますからね。
その時はただの思考のメモでも、後に役立つことがあるものです。
思考の整理を試みる人は、何かに一生懸命取り組んで成果を出そうとしている人だと思うので、特に重要かと思います。
解決のヒントは過去にあったりしますから。
メモなしで処理できる思考力レベルを目指して、今日も書き出しています。


みなさまのご支援に感謝します。