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機能的カーテンついに完成

クリップで留めていただけの布とやっとおさらば、アトリエの窓にカーテンが付きましたよ。

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先のnoteで書いた(→「アイデアと実用性」)ピクチャーレールをカーテンレールに応用したもので、上下左右に開閉するためにこの形を採用したわけですが、なぜ便利なのか?をここで解説したいと思います。

その前に、作業の様子をどうぞ。

ピクチャーレールを取り付けるところからはじめるんですけど、ワタシの場合「窓枠内の天井付」ではなく、「壁に正面付」が良かったので、窓枠と壁の段差をなくすためにまずは木材を取り付けることにしました。
これがピクチャーレールを取り付ける土台にもなり、一石二鳥の役割を果たしてくれるわけですが、レールでほぼ隠れて見えなくなるものの、ここはしっかり色を塗っておきます。

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数日乾かした後、ガッツリと壁に留めます。

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ここにピクチャーレール本体を取り付けて(作業工程は省きます)、パーツを装着したら

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窓のサイズに合わせて生地を縫います。

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布をレールのフックにかけるためにハトメをつける予定でしたが、作業に結構な手間がかかるので、家に余っていた「カーテンクリップ」で留めることにしました。

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で、ここからです。
この「フック」がいい仕事をしてくれるわけですよ。
ロールカーテンやシェードカーテンのように、下だけちょっと上げたい時ってありますよね。

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そういう時は、上から数10cmのところをピンチで挟んで

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フックにかけます。

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そうすると、こうなるわけだ。

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布を中央で2枚に分けているので、左側はシェード仕様、右側はカーテン仕様と、別々に出来るっていうのがとても便利なわけです。

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窓を開けたい時なんかは、シェード仕様じゃなくてカーテン仕様にすれば、風で布がバフバフするなんてことになりませんからね。
ワタシの場合、布を全開にする(全部上にあげるとか片方に寄せる)ことはないためこういうので十分で、フックにクリップやピンチを引っ掛けておけば、いつでも上げ下げ出来て微調整可能なのが便利なんですよ。

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「でもこれなら、こんな風に↓普通のカーテンレールにフック下げれば出来るんじゃね?」と思われるでしょうが

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これだと、滑りが良すぎてシャーシャー動いちゃうわけです。
しっかり止まっていて欲しい、布は歪むことなくピンとスッキリしていて欲しい、っていうのが条件だったので、ピクチャーレールが正解だったと思います。

別売パーツで「ペーパーホルダー」なんかもあるので

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これをレールに通しておけば、アイデアスケッチや資料なんかを挟んでおけるっていう、絵描きのワタシにとってはとても嬉しいアイテムなんかもあって、ピクチャーレールの働きの良さを感じます。

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ここの窓はシェードカーテンにするつもりだったんですけど、気に入った柄でオーダーすると7万円くらいかかるのがわかりましてね。
そんなの無理過ぎてすぐに諦めがつきまして、だったらどうしようか?と試行錯誤しながら考えに考えて今になりましたが、総額13000円で済みました。
ポイントを使って購入したので実質1万円もかかっていませんけど、我ながら良くやったんじゃないかと思っています。

木材カット→塗装(乾燥)→ピクチャーレールカット→壁に取り付け→布をカット&ミシン縫い→設置
完成まで約1週間かかりヤレヤレと思ったら、〆は筋肉痛っていうね。
木材とピクチャーレールを留めるために木ネジをつける際、インパクトドライバーを使うんですけど

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木材が硬いのか?なんかうまいことネジが入らず全然使いこなせないので、仕方なく普通のドライバーでねじ込んでいったわけですよ。
普段と違う体勢で小1時間の力作業ですから、そりゃ〜運動不足中の筋肉組織なんてあっという間にやられます。
ババアなもんで回復も遅いですし、その後のミシン縫いで首は痛いは目は疲れるは、追い打ち作業でヘロヘロになりました。

こうなると何日かかけて休養が必要かと思われますが、こんなに良い天気なのに「じっと座ってDVD」なんてのはいかがなもんか?と、非常に心が揺れています。

みなさまのご支援に感謝します。