木製パネルに絵を描く② （背景と線画）

下地処理から全然進まないまま時間が経ってしまいましたが

この続きです。

「塗ったモデリングペーストが乾いたらやせてしまいベニヤが透けてしまったので、もう一度この上から塗り重ねることにする」っていう所で止まっていたんですけど、ちょいと気が変わりましてね。

出来上がりイメージ ↓ をそのまま仕上げるなら

当初のプラン通りモデリングペーストを塗り重ねる感じなんですけど、少し画面を暗めにしたいと思い、新たに画材を用意しました。

背景のベースを黒にすることにしたので、ブラックジェッソを塗ります。

ちなみに、前回の記事で使用したジェッソの色は白でした。
簡単にいうと、白がノーマルタイプ。
この他に、色が付いたカラージェッソや半透明のクリアジェッソなんかもありますが、今回使うのはブラックジェッソです。
その名の通り、黒いジェッソ。

予定では、モデリングペーストが乾いた後はカラージェッソ (赤) を塗るつもりだったんですけど、それだと色が明るくなってしまう気がしたので、ブラックジェッソを下地にしてみることにしました。
この上に赤を置けば明度がおさえられるので、明るすぎない重厚感ある背景になる感じがするので。

とはいえ、やったことはないのでわかりませんけどね。
やってみないとわからない。
ので、とりあえずやってみます。

ってことで、白いジェッソ部分を避けてブラックジェッソを塗ります。

かっちりキレイに仕上げる必要はないので、全体的に伸ばす感じでザックリと仕上げました。

このまま赤をのせたい所ですが、まずはメインとなる人物を描いてから背景を仕上げることにしましたよ。

白ジェッソ部分に、鉛筆で簡単に下書きをします。

使用するペンは、試し書きで問題なかった「プロッキー」なんですけど、念のため替え芯なんかも用意しまして

ペン入れです。

画面が大きいので太めの線でいけるかと思いましたが、太すぎてかっこ悪いので、極細で描いてから細字で調整し

強調したい輪郭部分は太字で描いていきました。

引きで見ると、こんな感じ。

普段描く絵のような細かさはこの画面には合わないので、あっさりめの線にしていますが、この時点で最後まで仕上げることはせず、背景を着色した後全体のバランスを見ながら整えていきます。
修正したい箇所がいくつかありますが、これも後ほど。

で、この次は背景部分に手を入れていくんですけど、ここは慎重且つテンポ良く進めていきたい感じなので、準備が整ったら一気に仕上げたいと思います。

ペン入れの様子は、インスタのリール動画 ↓ でどうぞ

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