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ストレスと肥満のサイクルをついに断ち切る! 新しいストレス軽減テクニック

こんにちは。
「心と身体をまるっとクリエイトする私に」。
トレーナーの幸田輝美です。

今回はストレスと肥満の関係をお伝えします。
ええ。そんなこともうとっくに知ってるよって声が聞こえてきそうです。
でも今一度、ストレスホルモンをはじめ、体内で起きていることをきちんと知ると、より対策もしやすくなるってもんですので、ぜひお付き合いくださいませ。

巷では言われていない根本的なストレス軽減の方法もご紹介します!


諸悪の根源、コルチゾールはストレスホルモン

コルチゾールは脳下垂体と副腎皮質を通じて分泌されるホルモンで、私たちの体がストレスに反応して生成する「ストレスホルモン」です。
通常、コルチゾールは生命を守るための重要な役割を担っています。しかし、長期間にわたるストレスの影響でコルチゾールが常に高いレベルで分泌され続けると、多くの健康影響を引き起こすことが知られています。

その一つが、「肥満」です。

そう!過剰なストレスがコルチゾールの分泌を増やし、コルチゾールの以下の働きで、デブへの道が始まるということなのです。

食欲の増加:コルチゾールは脳にある食欲中枢に作用し、食べ物の摂取を促します。特に、脂肪や糖分が多い食品への渇望を強くします。

代謝の低下:高いコルチゾールレベルは代謝率を低下させ、消費カロリーの減少につながります。これにより、体重増加が促進されます。

筋肉量の減少:コルチゾールは筋肉の分解を促進し、筋肉量が減少するとさらに代謝が悪化します。

いかがでしょうか?
コルチゾールにより食欲が増進し、
コルチゾールにより代謝が低下し、
コルチゾールによりせっかくの筋肉が低下し、
そのせいでさらに代謝が低下し、
体重増加のためにさらにストレスが増し…(以下、無限ループ)

ってことになるのです。
コルチゾール…なんて憎いやつ。

ストレスによる過食と肥満の関係

ストレスと過食の部分をもう少し掘り下げますね。
ストレスが高まると、人は感情的な理由から食べ物を求めることが多くなります。これは「感情的過食」とも呼ばれ、ストレスや不安を感じたときに食べることで一時的な安心感を得る行動です。

一時的には食べることでストレスを軽減したり、安心感が得られるのは確かなのです。

ってか、めっちゃ健気ですね。
目の前にストレスで食べてしまっているコがいたら、抱きしめたくなってしまいます。
ちなみに、スキンシップはストレスを軽減させます。(※嫌いな人からの一方的なスキンシップは除く)

【ストレスと過食のサイクル】
ストレスの増加
:仕事や人間関係の問題などが原因でストレスが増大します。
過食:ストレスを感じると、快楽をもたらす食べ物(特に高カロリーなもの)に手が伸びやすくなります。
罪悪感と自己嫌悪:過食後、しばしば罪悪感や自己嫌悪に陥ります。これがさらにストレスを増大させることがあります。
肥満のリスク増加:このサイクルが繰り返されることで、肥満になるリスクが高まります。

睡眠と肥満の関係

もう一つ、肥満と関係が深いのが睡眠です。
睡眠は私たちの体がストレスを解消し、日々の疲れを回復するために不可欠なプロセスです。しかし、ストレスが原因で睡眠の質が低下すると、肥満へとつながるさまざまな生理的変化が起こります。

【睡眠不足が引き起こす問題】
ホルモンバランスの崩れ
:睡眠不足は食欲を促進するグレリンのレベルを上げ、満足感をもたらすレプチンのレベルを下げます。これにより、過食へとつながる可能性が高まります。
エネルギー消費の低下:十分な睡眠をとることができないと、体の基礎代謝が低下します。これは、日中のエネルギー消費量を減少させ、余分なカロリーが脂肪として蓄積されやすくなる原因となります。
感情の不安定:睡眠不足は感情のコントロールを困難にし、ストレスに対する感受性を高めます。これが過食へと繋がることもあります。

肥満との関係以外にも睡眠不足は、お肌や集中力、運動機能の低下など様々な悪影響を及ぼしますので、その意味でもしっかりとっていただきたいです。

一般的なストレス軽減テクニック

ストレスが肥満がデフレスパイラルのように相互に影響し合うのはよく分かって頂けたかと思います。
ストレスと肥満の悪循環を断ち切るためには、ストレスを効果的に管理し、生活習慣を見直すことが必要です。以下に、一般的なストレス軽減テクニックを紹介します。

  1. 瞑想とマインドフルネス:毎日の瞑想やマインドフルネス練習は、ストレスレベルを著しく下げることが科学的に証明されています。特に、マインドフルネス瞑想は、瞬間的なストレスの感情に対して冷静に対処する力を養います。

  2. 定期的な運動:運動は自然な抗ストレス治療として機能し、エンドルフィン(幸せホルモン)の分泌を促します。週に数回、特に有酸素運動を行うことで、心身の健康を保つことができます。

  3. バランスの取れた栄養摂取:バランスの良い食事は、ストレス耐性を高めるだけでなく、全体的な健康を促進します。

  4. 質の良い睡眠の確保:毎晩7~8時間の質の良い睡眠を心がけること。睡眠環境を整え、就寝前のリラックスタイムを設けることで、睡眠の質を向上させます。

究極のストレス解消法への近道

はい。そんなことは大昔前から言われているのでとっくにご存知かと思いますが、念のため。
でも、まずは動物として「当たり前の生活」をすることは「当たり前に必要」ですので、それは本当にできるだけ守っていただきたいと思います。

究極のストレス解消法〜現代を生きるためのストレスマネジメント

では、動物として「当たり前」から一段あがり、「人間として」の当たり前のお話をしたいと思います。
そしてその「人間としての当たり前」こそ、現代の、特に日本女性にとって一番必要なストレス解消法だと私は思っています。

多くの女性(もちろん男性もですが)は、社会や家庭で期待される役割を果たすため、自分自身の感情を抑えがちです。
しかし、心の中に感情を閉じ込めてしまうことが、知らず知らずのうちにストレスを増大させ、心身の健康に影響を与えることもあります。
自分の気持ちに素直になることが、どれほど解放感をもたらし、日々の生活を豊かにするかを考えてみましょう。

自分の感情に耳を傾け、それを表現することは、自分自身を大切にする行為です。この小さな一歩が、ストレスの解放につながり、自然と心が軽くなります。
また、自己実現への道を開くことで、人生の満足度を高めることができます。自分の気持ちを大切にすることで、他人との関係もより健全で信頼性の高いものに変わるでしょう。

具体的な方法としては、「書く」ことです。
「今日、会社であんなことを言われて嫌だった」
「家事ばかりで時間に追われているようで、恐怖を感じる」
「コンビニの店員さんが感じ悪かった」

こんな感じです。
本当にそれだけでいいんです。何か変えようとしなくてもいいです。

でももし変えたくなったら、それはもちろん変えましょう。
「そもそもそんな会社、辞めてしまおう」
「家事代行をお願いしよう。」
「コンビニでは買い物しない生活にしよう」
そう思ったら、変えてみればいいんです。

大きな変化だと思いましたか?
でも、時代や国が変わったら全然普通のことかも知れませんよ。
あなたの価値観にまずは気づき、その価値観の中にいるのがストレスだとしたら、そんな価値観はナンセンスです。

疲れてませんか?脂肪を燃焼するエネルギーは確保しましょうね

ついつい食べすぎる?それはストレスが溜まってるからですよね。
なかなか寝付けない?それはストレスのせいですね。
ダラダラしてしまう?それは疲れが溜まってるからですよね。
イライラしてしまう?それも疲れのせいです。

体脂肪が増える?上記の状態では当たり前です。
もう、体脂肪を燃やすエネルギーさえ枯渇しています。これは科学的にみても間違いありません。
仕事が溜まりに溜まっていく一方で、その仕事をさばくマンパワーが足りてないようなものです。
それはもう、個人の能力というより、管理職、経営陣側の責任。

脂肪を燃焼するためのエネルギーをまずは確保してあげてください。
新しいストレスを溜めないようにしてください。

それ以外にダイエットの「王道」はないと、断言します。

いろいろ言ってしまったので、まとめますね。

【ダイエットの王道】
ストレスに気づき、価値観を棚卸しするために、日常生活において
感情が動いたこと、特にモヤモヤ・イライラ・不快と感じたことを
1、「書く」。
2、書いていて、変えたいと思ったことを変える(小さなこと、できることからでOK)
3、動物として当たり前のことを当たり前にやる。(やれるエネルギーを上記により確保する)

最後までお読みいただきありがとうございました!


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