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橙色_nori

[ 橙色の光 ]

1986年 昭和61年 7月1日 2:45
ノリオ-22歳の頃の出来事である。

夢を見た。

何だか体がだるい 頭も少し痛い

薄暗い部屋、
真上には、橙色の電球が光っていた。
ここは?

ここはどこだ?

周りで誰かが、ごそごそ動いている、何してるんだろう、

声にならない声で「すみません!」

声をかけた。


・・・  


目が覚めた


                     夢か・・・!

何だか体がだるい 

頭も少し痛い・・・

薄暗い部屋、
真上には、橙色の電球が光っていた。



ここは?

ここはどこだ?

周りで誰かが、ごそごそ動いている、何してるんだろう、

声にならない声で「すみません!」と

声をかけた。

・・・



目が・・


覚めた。・・・



また、

夢だった・・・


何だか体がだるい 頭も少し痛い 

また、同じ後景だった。


薄暗い部屋、
真上には、橙色の電球が光っていた。

もういいよ、

周りで誰かが、ごそごそ動いている、何してるんだろう、

声にならない声で「おい!」と 叫んだ。

・・・

何度も 何度も ・・・ 何度も 何度も 見た。

夢の中で 夢を見る そこで夢が覚める それが夢だった

現実なのか、 夢の中なのか、 どちらか分からなくなる。


そんな日が続き、寝る事が怖くなった。

苦しさと、恐怖で眠れなくなった、

それが不眠症の始まりであった。


[ 夢 ]

2020年になり、

母が書いていた青い日記を見つけた、

そこに書かれていた 不思議な夢や橙色の電球のこと、

・・・

どこかで見たような・・・?

今になって気づいた、


自分が見た夢と


同じだ・・・

[ 同じ夢 ]

1964年に書かれていた、母の日記の夢と、まったく同じだった。

同じ夢を別の人が見る事があるのだろうか?

違う時代で別人が同じような夢を見る、

あれ?

ちょっとまてよ?

ん!

このような光景が他にもあったような・・・

その当時の出来事を日記に書き残しておいたことを思い出したのだった。

つづく

[ 青の日記帳 / エンディングノート]
※あれからの後遺症か寝ては覚めの繰り返しでぐっすり眠ることが出来くなり、突然の寝落ちや、睡魔に襲われながら暮らしている。
現在、睡眠時間 平均3時間 医者には自律神経出張症と診断されている。


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