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傘を開くみたいに耳を閉じる

雨が降ってくると傘を開くが、同じような理由で(?)
ぎゃーっと怒られると耳を閉じる。子どもの頃からそうだったので、言っても聞かない子、とレッテルを貼られていた。

今は怒られるというのはさすがにほとんどないが、例えばクライアントから文句を言われると、やはり子どものときのようにスルーしてしまう傾向は否めない。

言われているわたしが言うのもなんだが、スルーされる場合、言い方に問題があるのではないだろうか…? 
大体、文句とか小言というのは、口調がきついし、嫌味っぽいものだ。これは、耳を閉じざるを得ないのではないか。
いくらクライアントだからって、人を傷つけていいことはない。
人との交流の中では期待通りにいかないことがほとんどなのだから。
ちなみに、わたしは期待はほとんどせずに生きています。期待なしに生きるのは辛いことかな? 期待ぐらいさせてよ、と思う人もいるかもしれないけど、期待が強い人というのは、心に不安があるように思います。期待は結局思い込みや欲望。まったく期待しないというのも色気がないとは思うけど…。

それはさておき、人に思いをスルーされないためには、空から雨がざあざあ降るように言うのではなく、贈り物を手渡すように言いたいと思っています。手を握る必要はないけど、手を握るようなイメージもわたしは持っています。

人がわたしの声に耳を傾けてくれるようなわたしでありたい。それはどうすればいいのか…そう考えていると、わたしも人の声をちゃんと聴けるようになるような気がするのです。

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