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Microsoft Copilotで漫画を生成してみる - Blog 2023/10/21 画像生成AIの未来
Bing Image CreatorのDALL·E 3と(DALL·E 3が統合された)ChatGPT Plusは過去に紹介していますが、今日はMicrosoft Copilotを使ってみます。
Copilotのチャットから、ChatGPTとImage Creator(DALL·E 3)を使うことになります。
チャットベースの画像生成が今後の主流になる
チャットと対話しながら画像を生成するアプローチは、ユーザーが意図をより具体的に伝えることができるという利点があります。
例えば、初めに「夕暮れの森」をリクエストした後、「もっと紫の空が欲しい」「鹿を加えてください」といった具体的な指示を追加できることで、ユーザーの意図に合わせた柔軟な画像生成が可能となります。
Microsoft Copilotでチャットベースの画像生成を試す
まずは、この動画をご覧ください。44秒のダイジェスト動画です。これを見れば、プロセスを確認できます。
再生時間:44秒
動画の内容をスクリーンショットで簡潔に紹介しておきます。
Edgeの右上にある「Copilot」アイコンをクリックして展開します。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917539687-Hx4cooGLSK.png?width=800)
チャットにプロンプトを入力します。
プロンプト:
巨大ロボットの頭部に乗って操縦しているかっこいい少年が活躍するマンガのシーン画像を作成してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917541066-0gis8sS2q2.png?width=800)
巨大ロボットの頭部に乗った少年のイメージが生成されました。
次は、少年を少女に変えてみます。
プロンプト:
少年を少女に変更してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917542608-w4ahjVueMD.png?width=800)
少女に入れ替わりました。次は、大人の女性に変えます。
プロンプト:
少女ではなく大人の女性に変更してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917547702-OsM1C2FUoV.png?width=800)
少女から若い女性に変更されました。
次は、もう少しロボットが見えるように指示します。
プロンプト:
ロボットの上半身が見えるように変更してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917549170-yYE92dI3oR.png?width=800)
女性が頭部から離れてしまいましたが、ほぼイメージどおりに生成されています。ただ、以下の2つのイメージを提案してくれました。
1つは操縦席にいる女性のイメージ。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917550570-kHjP0DoslQ.png?width=800)
もう1つは、ロボットの全身です。
この2つのイメージを併用すれば、ロボットの全体像が把握できて、女性が操縦していることも分かります。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917544208-p4WYz6foDi.png?width=800)
次は、カラーの絵に変更します。
プロンプト:
カラーのマンガにしてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1697917546243-poQ9r5vCVT.png?width=800)
カラーになりました。
まだ、不安定な挙動がありましたが、対話しながら画像生成できる仕組みは今後の主流になっていく可能性が高いと感じました。
Adobe FireflyのようなUIでユーザビリティを向上させるアプローチと並行して、定着していくと思います。
チャットベースの画像生成が主流になる理由
ユーザビリティの向上:
利用者がプロンプトの言葉選びや表現に悩む時間が減り、直感的に望む画像に近づけることができます。
使いやすさやが向上することで、より多くの人がこれらの画像生成AIを利用するようになると考えられます。
細かい調整が容易:
利用者は初めのリクエストから順に詳細を追加・修正することができ、より具体的な指示や修正を繰り返すことで、理想的な画像を生成することが可能になります。
教育コストの軽減:
チャットと対話しながら、画像生成AIを利用できるようになりますので、画像生成の敷居が低くなるでしょう。
参考:
Google Bardとの連携により、数百万人のGoogleユーザーのもとに Adobe FireflyとAdobe Expressを
![](https://assets.st-note.com/img/1697923695790-tx9g45kBl8.png?width=800)
今後数か月以内に、Adobe Fireflyは、Google BardのジェネレーティブAIの筆頭パートナーとして、同サービスの「テキストベースの画像生成 (Text to image)」機能の強化を支え、機能向上を図ります。これにより、あらゆるスキルレベルのユーザーが、自分の言葉を使用してGoogle Bardに自分のビジョンを伝えるだけで、その場で直接Adobe Fireflyが画像を生成してくれるようになります。
更新日:2023年10月21日(土)/公開日:2023年10月21日(土)
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