イラレの生成AIでハロウィンのイラストを描こう! - Blog 2023/10/18 高校生のためのイラレ生成AI
「イラレの生成AI を使ってみよう!」シリーズの第1回は、ハロウィンのイラストを作成します!
このライブの概要:
イラレ生成AIアートワークって?
こちらの短い動画(66秒)をご覧ください!
Adobe Illustrator 28.0から搭載された生成AI機能を最大限に活用したベクターグラフィック作成にチャレンジする活動です。
再生時間:66秒
対象:高校生
条件:2023年10月現在の最新バージョン「Adobe Illustrator 28.0」を使用できる(生成AI機能が搭載されているバージョンです)
スキル:Illustratorを何回か触ったことがある(※習得している必要はありません)。基本操作は解説しないので、Illustratorが初めての人は難しいかもしれませんが、挑戦してみてください。
今回の課題:生成AI機能を活用して「ハロウィンをテーマにしたイラスト」を作成します
本日の作業プロセス(復習)
本日のライブの復習です。簡潔に手順を解説します。完成データ(.ai)はダウンロードできます。
(1)新規ドキュメントは、「Web」タブから「Web 1920 x 1080 px」を選択してください。
(2)プロパティパネルの「テキストからベクター生成 (Beta)」のプロンプト入力欄に以下のプロンプトを入力して、Enterキーを押してください。
プロンプト:
(3)生成の処理が始まります。「生成 (Beta)」ボタンをクリックする度に、新たな画像が生成されます。
(4)使用するキャラクターを決めてください。画面中央に配置して、少し拡大しておきましょう。
(5)全ての選択を解除しておきましょう。
プロパティパネルの「テキストからベクター生成 (Beta)」のプロンプト入力欄に以下のプロンプトを入力して、Enterキーを押してください。
プロンプト:
(6)使用する「かぼちゃ」を決めてください。
複製しながら4つ以上配置してください。また、拡大縮小して強弱をつけましょう。
複製:option(Alt)キー押しながらドラッグ
拡大縮小:選択時に表示される枠線上のポイントをshiftキー押しながらドラッグ
絵の重なりの変更:選択して右クリック、メニューの「重ね順」から選択
(7)全ての選択を解除しておきましょう。
プロパティパネルの「テキストからベクター生成 (Beta)」のプロンプト入力欄に以下のプロンプトを入力して、Enterキーを押してください。
プロンプト:
(8)使用する「木」を決めてください。右側の背面に配置して、少し拡大しておきましょう。
(9)全ての選択を解除してください。
プロパティパネルの「テキストからベクター生成 (Beta)」のプロンプト入力欄に以下のプロンプトを入力して、Enterキーを押してください。
※文字の生成はまだ日本語に対応していません(2023年10月現在)。プロンプトには「ハロウィン」と書かれていますが、生成される画像の文字は英語(Halloween)になっています。生成された文字のスペルが正しいか確認してください。
プロンプト:
(10)使用する木製サインボードを決めてください。左側の背面に配置して、少し拡大しておきましょう。
かぼちゃと木も調整してください。この作品では、かぼちゃの数を増やしています。
(11)長方形ツールを使って、左上に矩形を描きます。
続けて、ダイレクト選択ツールで矩形の右下角のアンカーポイントを削除します。矩形の塗りはオレンジ色にしましょう。
矩形を背面に配置します。配置要素ごとの微調整をして完成です。
お疲れさまでした!
生成AIはまったく同じ絵を生成できないので、同じ手順かつ同じプロンプトを使っていても、同一の作品にはなりません。100人参加なら、100種類の異なる作品が出来上がったことになります。
完成データ(.ai)のダウンロード:
20231024-Illustrator_GenAI-Lesson.zip(ZIP圧縮/1.5MB)
Illustrator 28.0の保存ファイルです
ライブのダイジェスト動画(57秒):
この動画はライブ配信のアーカイブです。チュートリアルのアートワークとはイメージが異なっています。
再生時間:57秒
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更新日:2023年10月24日(火)/公開日:2023年10月24日(火)
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