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【人事採用】新卒採用で確実に!見抜くポイント3選

採用の重要性

今回は人事採用の場面においてもっとも重要視されるカテゴリーの1つ

採用

について話していく。

その中でも新卒というカテゴリーで話をしていく。

当時採用の現場に立たせてもらった時の話になるが、毎日のように面談面談の繰り返し、ベンチャーということもあったのか

勢いの良い、気合の入った人

をかれこれ1000人近く採用するかの場面を体験してきた。

側から見るとすごく良いように思える環境かもしれない。

そんなイキの良い人たちがたくさんやってくるわけだから。ただその時に感じた現実はこうだ。

「僕は将来恩赦のために自分の力を試せる場所を探しています。」
「僕は今まで〇〇を頑張っていたため、仕事に関して忍耐強く頑張っていけます。」
「私は御社に入った後に、自身の力をつけて必ず御社の売り上げに貢献します」

まあ当たり前のことをつらつらと言われるわけで。

そして僕は

「そうなんですね!では・・・」という具合に

少し回答者の空気感をのせてあげるようにしてきた。そうすると意気揚々と話が始まる。気合が入っている人の特性だ。

そして膨大な量の自慢話と根拠のない綺麗事がマシンガンのごとく飛んでくる。

そしてその中でも採用できる実際には180人くらいはいけるなと思って採用の場から現場に送っていった。

新社会人という可能性を信じたわけ。

しかし大概の人が申し訳ないが、ほとんどとってつけたような内容ばかり、要は

答え

を言いに来ているようだったのだ。

こう答えるのがいいんでしょう
このようなことを言うと印象がいい

みたいな本でも読んだんでしょう。結果みんな同じようなマネキン状態になる。

なぜあなたの魅力で勝負してこない?

というのを落とす人にはいつも問いかけていた。ある意味それが終了の合図だった。

新社会人という言葉に気付け

そういった現場でいつも最後に一言伝えていることがあって

「新社会人」ってどういう人ですか?

と聞いていた。

大概の人が「学業教育を卒業して仕事をし始める人」

と答える。半分はOK

けどもそこに対してあなたでないといけない理由が全くないから

新卒だからという構え方と回答が全くもってなんの印象にも残らないわけですよ。

とは言っても採用というのはしないといけない。

そこでこの回答に対して

自分は・・・

という内容を聞いて決定をするようにしていた。

そこで気づいた。

人の口を信用するのではなく、行動や経験を信用するべきかと。

そう言ったさまざまな裏付けや事実を僕なりにまとめたものを書いていく。

採用の眼だ。

1.受け答えの速さ(堅実さ)

第一の視点としてはレスポンスである。

採用の場面においてコミュニケーションを取らないことは絶対にありえない。そういう場においてまずは受け答えの内容云々は、初対面ということもあって準備ができてしまう項目である。しかしながら

レスポンスのスピード

に関してはコントロールできることではない。

そしてこれは早ければいいというわけではない。

会話として適切かどうか
会話として受け答えが成立しているのか

というところです。

これは一つの指標として、

1.会社側が話しているときに、会話を遮って自分のことを言わないか
2. 自分の回答を相手に聞こえやすいように話しているか

等の部分がある。

これが着実にできていると仕事の場では

会話がしやすい
よく話を聞いてくれる人だ

という印象を受けることになる。

逆にこれができないと
内容がどんなに良かったとしても全くもって話が入ってこないのだ。

現にいい商品をゴリ押ししてくる飛び込み営業の着地率が悪いのは会話が一方的で、お客さんの方が落ち着いて話を聞いているからだ。

まずはこの視点をみてみよう。

2.入社時の挨拶(礼儀)

これはある意味当たり前かとは思われるのであるが、実は会社の電話の時点で決まっている。

極端に言えば警備員の方をあえて置いておくくらいのことが必要だ。

だから僕が採用の場で足切り的にやっていたのがこの手法で

警備のおじさんに挨拶しているところをモニターで確認していた。

挨拶をしない人に関しては全部即面談終了。

挨拶という根本的なことだからこそ、当たり前にできる人が本当に少ないというのが現実なのだ。

ここはマストで押さえておくところだ。

3.頑張ったことがあるか(計画性)

これは最終的なところで必ず聞くことにしている。

これはあくまでも補足的な要素になるがここで一番気にして欲しいのは

計画性

だ。

時代の流れとともに多様化するニーズに対応するために自身で今の世の中に必要なものを考えていかないといけないのが会社の役割だ。

そういうときに社員や周りの人の意見というのは非常に貴重な資料になる。

だからこそ、今まで頑張ったことのあることで工夫した視点とか経験がものをいう世の中なのだ。

かつて部活を頑張っていた頃の経験がある人に関しては

・楽しかったことは何か?
・なぜ続けたかったのか?
・悔しいときはどうしていたのか?
・その時はどうやって立ち直ったか?

などを聞いてみる。これが仕事の場においても必ず同じような状況になるので絶対にここは抑えておくべき視点である。

まとめ

採用の重要性
新社会人という言葉の意味
方法3つ

について話した。結論わかっていて欲しいのが

「内容に関して一切みていない」

ということだ。新卒というカテゴリーにおいて、絶対的に内容に目を向けるべきではないということがわかっていただけただろうか。

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