くだらない創作で世界に色を

世界は灰色

なんだろうな。なろう小説。特に私はローファンタジーやSFものが好きなのだが、微笑ましいな。子供(おっさん)がノートの裏に書いているであろう空想ストーリーを見ている気分になる。

優しい世界だ。

つまらない就職活動期にクリエイティブな息吹を感じることで、この世界の色を確かめている。

この世界はいつからか灰色になってしまってな。それでもたまにすごく色鮮やかに見える時もあるんだ。

生きてるって感じるよ。もっと人間のことが知りたいとそう思わせてくれる。本当は無なんだよ。全てな。それでも今はとても色鮮やかに輝いて見える。素敵だよな。もっと世界がいろんな色で染まればいいのに。

汚い色もあるけど、それもいいんじゃないかな。私は見ないけど、そう言うものが見たい人は山ほどいる。

仕事がなくなって、みんなで遊べる環境が一番いいんだよな。

あぁ、子供の頃に戻りたい。あの時なら、きっと世界はもっと美しく見えたんだろうな。忘れちまったよ。

草の匂いも、太陽の眩しさも、人のいない静けさも。

今思うと一人で裏庭で遊ぶのが好きだった。あまり多くの人と遊んでいなかったなw

裏庭でグミの木の実を食べたり、バッタを捕まえて解剖していた。あとカナヘビ捕まえたり、草捨て場にカブトムシの幼虫探したりな。見つかったのはカナブンの幼虫だけだったけど。あの時代はエッチな本とか落ちてたよな。

あの何気ない日常がもう二度と味わえないと思うと胸が苦しくなって、悲しくなる。

小学生の頃に思い描いていたものってなんだっけ?

母校に行きました
いつだったかな。2年の春休みだった気がする。ふと、母校に行った。

小学校なんて7年ぶりぐらいに行ったかもしれない。

すごく、校舎が小さく見えた。昔はもっと大きかった気がしたんだけどなぁ。

校庭には坊主頭の少年がグローブをつけ、一人壁当てをしていた。

どうも母親を待っているらしく、私にキャッチボールをしようと話しかけてきてくれた。不審者に思われないか凄い心配だったが、暇だったし、あんな顔されたら断るわけにもいかなかったのである。

懐かしいなぁ。ボールがすごく小さく感じる。

随分とボールを投げていなかったから、ろくに投げられなかった。それがすごく情けなくてな…

少しばかり、少年とキャッチボールをしていると、どうやら彼の母親が迎えにきたようで、相手をしてくれたお礼に深くお辞儀をして車へと乗り込んで行った。

こんな時期が自分にもあった気がする。

なんだか、少しだけ、昔のことを思い出せた気がした。

ありがとう少年よ。

小学生に戻ろう
世界を変えられるのは小学生だけだ。

大人にはできん。

想像力、創造力、全てが失われている現状が心底嫌になった。

ランドセルは盾に、傘は剣に。

なんでも変わるんだ。想像力、創造力。

これさえあれば、我々は何にだって成れたはずだ。もう一度、取り戻す。

遊ばなきゃダメだ。遊びにこそイノベーションが眠っている。

私は小学生に戻るぞ。

世界を救うのは、いつだって子供なんだよな。

子供はいつだって愚か者で、怖いもの知らずだ。

だからこそ、冒険できたんだよな。

いつでも、どこでも、冒険なんだよ。見えてないだけだった。想像力があれば、いつでも異世界なんだ。創造力があれば、いつでも困難を乗り越えれるんだ。

忘れていたものを取り返そう。

とまぁ、なろう小説を読んで色々思い出せたわけです。どんな人が書いているのかわからないけど、きっと想像力と創造力を持った小学生だ。だから、私も一緒に小学生になろうと思う。

きっと、また、いつか、冒険の扉は開かれるから

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