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「エセ・コロナ禍」を問う活動

 南インドの子どもたちを支援する活動をしている酒井伸雄さんは、「日本人は既に新型コロナの集団免疫を獲得している」という京都大学大学院の上久保靖彦特定教授の見解を知ったのをきっかけにコロナ禍が人為的につくられた騒動だと気がついた。多くの人がテレビ・新聞の伝える誤った情報を信じていることに危機感を覚え、数々の事実を指摘しながらコロナ禍の欺瞞を周囲に伝える活動をしている。

 例えば、インフルエンザの場合、年間約1000万人もの感染者が出ているのに対し、新型コロナ感染者数はこれまでの累計で約49万人ほど(2021年4月8日時点)。しかも、この数字には無症状でPCR検査を受けて陽性になった人の数も含まれる上、PCR検査のCt値(増幅回数)が高過ぎるために大量の偽陽性が発生している可能性もある。それにも関わらずマスコミはPCR検査の「陽性者」を「感染者」と報道して国民の恐怖を煽っている。
 また、新型コロナの死者数は、厚労省のPCR陽性者が「入院中や療養中に亡くなった場合は、厳密な死因を問わず」公表するようにとの指示で水増しされている。にも関わらず、26歳の既往症のない女性看護師が新型コロナワクチン接種の四日後にくも膜下出血で突然死亡したことに対しては、ワクチン接種との関係は「評価不能」としていて、完全にダブルスタンダード。
 さらに、ウォールストリートジャーナルが、「世界59の国と地域で、(2020年に)例年よりどれくらい死者数が増えたかを調べたところ、アメリカでは30万人以上、ヨーロッパ各国も数万人単位で死者数を増やしている中、9カ国だけマイナス。その中で日本は最も死者数を減らしている」と報じたように超過死亡者数は減っている。
 
 このように新型コロナによる被害は少ないにもかかわらず、インフルエンザの時には行われなかった経済自粛を強いられ、マスクを強要され、さらには人類初の遺伝子ワクチンを接種するように仕向けられているという現実をつきつめて考えた結果、世の中の支配者層が大衆を奴隷化するためにコロナ禍を利用しているのだと判断し、嫌われることを恐れず周囲に真実を伝えている酒井さん。メディアにだまされている人だけでなく、コロナ禍に疑問を感じていたり、ウソに気が付いているのに見て見ぬふりをしている人たちにもメッセージを伝えたいという。

「積極人間の集い」という異業種交流会や経営者等が集まる倫理法人会に定期的に参加している酒井さんだが、それらの会のメンバーと話していくうちに、コロナ禍のウソに気がついている人が一定数いることが分かった。しかし、彼らはそのことを声に出さない。「『和もって尊し』とする日本の文化は素晴らしいが、同調圧力に負けて過剰自粛ムードを打ち破ることをためらっていては明るい未来は築けない」と、もどかしさを感じている様子だ。

 3月、「積極人間の集い」の世話人に「花見の会をしてはどうか」と提案したところ、「何人かの人に聞いたところ、まだ時期尚早との意見が多かった」という回答だったが、酒井さんはこれに対して問題提起をせずにいられなかった。自分の意見を載せた「エセ・コロナ禍に打ち勝とう」と題したチラシを作成し、世話人の了承を得た上でメンバーに配布した。そのチラシにはこんな一節がある。

「もし今のコロナ騒ぎに疑問を感じ、『コロナは通常のインフルエンザ以下の弱毒性である』という事実を知り、それでも世間の目を考えて自粛するべきだと考えているのなら、それはとても積極的姿勢とは言えません」

「『回りがみんな自粛しているから…』『他の人たちがするようになってから自分たちも…』と考えているのであれば、それは積極人間ではなく、消極人間、忖度人間の姿勢だと考えますが、いかがでしょうか」

 会のメンバー向けに批判的なメッセージを発信し、世話人から「私は酒井さんとは意見が違います」と言われたが、「意見を言ってもらえるのはありがたい。私の主張が間違っているのであれば、その根拠をご教授いただきたい」と反対意見にじっくり耳を傾けていく姿勢だ。

 現状を変えるため、持ち前のITスキルを活かし、今回のような分かりやすいデザインにまとめたチラシを作成し知人に配っている。また、「エセ・コロナ禍の真実」と題してコロナ禍の矛盾を突く情報をHPにまとめた。

「どうやったら真実の主張が世間に受け入れられるのか、毎日考えている」酒井さん。「エセ・コロナ禍」を問い多くの人に真実を伝える活動を天命と考え、今後も継続していくという。









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