1時間、15000円のセミナー

コロナ禍前、AI TOKYO LAB 株式会社さんの有料セミナーに参加しました。リアルにて30名ほどで視聴。知っていることも多かったり、新しい発見もあったり。メモを取りながら聞いていたけれど、そのメモが散々だったという話…

↓あぁ情けない… 原メモ転記

人工知能は人間に勝てるのか

ジョブではなくで、タスクと考える。
 仕事が全てなくなるわけではなく、
AIに代わってもらえることが増えると考える。

例)alphaGO:世界のトップ騎士を破る。複雑な囲碁も負ける。     
ディープランニングが絡む。 最初はどうやって強くなったのか。
人間は本や実践でやり方を覚えていくように、 AIもプロのやり方を覚えていった。AEROルールしか教えない方法で、強くなっていった。謎を解くと、今まで人間がやったような方法もあったけど、新しいもののあった。
(対自分で挑戦していくうちに生み出す=学習の圧倒的なスピード。)

例)
白血病
膨大な量の学習をしたWatsonが、特殊なケースを見抜いた。
医師も知らなかったものではない。
=普段使っていない情報もうまく引き出す能力がある。

例)突っ込んだ使い方。AI裁判官。:Londonにて。
学習により、他の事件がどうかという判断を促す。
間違う判断は2割、まあ人間の判断でもそのくらいはブレる・・
例えば、 有色人種が本題は無罪なのに有罪と判断される。
→AIも差別しているのか?というと、違う。
過去の600件の事例から学んでいる。

AIにはどんなデータを与えるかがとても重要、使い方が変わってくる。

例)IQを付ける
人工知能は10,000.得意なことに関しては、人間を超える。
競争ではなく、うまく使える部分を使っていくという考え方がよい。

人工知能:定義は?

専門家でも意見が分かれる。究極には、人間と同等?など。
色々なレベル感があり、一概に定義できないといえる。

人工知能:歴史は?

1950年代からスタート。現在は第3次ブーム(2000~)といえる。
切り替わるわけではなく、全て使われている。うまく使い分けられている。

●機械学習や特徴表現学習などのディープラーニング。
●探索アルゴリズム、迷路?
●専門家を知識化する、エキスパートシステム。
 今日のどが痛いですー風邪ではないですか?
 (IF THENルールを蓄える方法)
●結果やデータから自ら学習していく。
ディープラーニング(試行錯誤して見つけていく=ゲーム)

例)画像認識、モノに対して認識をしていく。
かなり高速動画でも認識できていく。ディープラーニングによって実現していく。
→自動運転に対応 どのようなスピードに対しても対物が可能になる。
→強いAIは汎用的な能力を持っている(ドラえもん、アトム)、そうでなく特化しているものは弱いAI(alphaGO=囲碁特化型)

いま作られているのは、弱いAI。
強いものについては、研究レベル。別物だといわれている。
→何をAIに求めるかを設定する際、必要になるものが、
強いAIが前提なら、、難しい。

AI基礎知識

「犬猫を判断するものは何?」
人は目を見ればわかる。
コンピューターは、何かルールを与えてあれば、高速処理できる。
ヒトは曖昧なことにも対応できる。理解できる。

例)ディープラーニングが誕生する前、
  車を判断させるには、下にタイヤがついて屋根があると教える。
  多少の開きがあっても、人間が与えるというところからスタートする。   ディープラーニングでは
  大量のデータから、類似、共通する特徴を学び、導き出す。
  大量にデータを与えればよいわけでもなく、コメントをつけて伝える。

現在、ビックデータと、GPUとディープニューラルネットワークの3つがそろったので、ディープラーニングを経て、ビジネスに利用できるようになっている。
ビックデータ:あちこちのセンサーとネットがリアルな情報をかき集めることができる。
GPU(グラフィックの方がスピードが速い)
ディープニューラルネットワーク

つまりは、AIの研究は非常に昔から。いま3次ブーム。ディープラーニング出現によって、今までできなかったことも可能になっている。 ディープラーニングやその他かの明確な違いはない。

AI活用事例と技術概要

データの種類は、画像・音声・その他に分けることができる。
■画像
・画像認識→CNN
内視鏡検査で大腸がんの発見、AIと一緒にみることで、医師の見落としをカバーするなど、フォローしてもらえる→98%の制度 。
AIカメラとして店舗撮影(防犯のみではない)、マーケティングのための情報取得、来客同行分析、従業員の業務分析(シフトチェック)を確認できる。 特に防犯は、怪しい動きをリアルタイムで伝えることができる。

・進化する自動画像生成(画像を作る)→顔写真
10万枚の写真を分析して作る。人間というのは、額になにかつけるものと認識するとか、マイクをつけるものだと認識する?

■音声
・音声認識→文字に置き換える RNN、LSTM
意味を取ろうとすると、自然言語処理が必要になる。文字が並んでいると人なら理解できるが、AIに対応させるには・・・
例)ニュースの自動分類→音声アシスタンス(Amazonエコー、シリ)やコールセンターでもオペレーター支援

・自動文章生成GPT-2
ユーザーの評価の高い文章を持ってくる。あまりにも精度が高すぎて危ないと追われるまでに。TOPから2番目のものはリリースされている。それっぽいものを引っ張ってきて、それらしい文章をつくることもできる。

■その他
・数値データ/データマイニング→従来からの機械学習SVM
物流倉庫でのシフトは、毎日の物流量が変わるので、なかなかつかみにくい。 クリスマス、バレンタインなどのデータと、ヒトの条件(優秀、有能、得意分野)を加味してシフト作成が可能。

AIのビジネス活用の現状と今後の展望

AI市場規模予測
これからどんどん増えるだろうというという部分は譲れない。2030年には、27兆円になるだろうと。 業界によって偏りがある。運輸分野は特に増えることが予測される。※ヒントはディープラーニングが達成したものに順次している。(まずは画像が先行)
例)運輸→車で運ぶ、自動運転化できる。一気に自動化が進む
例)製造→良品、不良品の分別、ヒトではなくできる、 
  →似てるけど塩味・・・梱包する・・そのような部分もAIに任せる。

日本においては、2030年で2兆円規模
アメリカの例、農作物に除草剤をまくこと、無差別にまく。ヘリコプターで撒いていた。 AIが草と分別をするようになる。雑草のみに農薬をかけることができた→除草剤はピンポイントで90%ほど減った。農作物にうっかりかかることもなくなった。 雑草に特化したものを開発するなど、その他のことができるようになった。

キュビナ
小中学生の学習塾について。塾にいったらプリントが配られて同じ問題を解いていた。 その子に対しての適切な問題を出すことができる。 家でも家庭教師がいらない・・・先生には通知がいき、どうしてもわからない問題の人に対応する、逆にほめてあげる役割に回るなどして、学習能力を上げていく。

住宅×AI キャスパー
マンションで、振動から住んでいる人の動きを学習していく事例。 朝照明をつけて、TVを付けて・・・そのケースを学んで、ある日自動でつけてくれる。=スイッチがいらない生活に。 アメリカで元々始まったが、東京でも昨年度から分譲も始まっている

旅行 
GOO旅行:気分から旅行プランを提案
AIオシエルという天使がチャットに出てきて分析していく。
感動、芸術というキーワードで趣向や特徴を吸い上げていき、従来のブログからの情報も利用して、マッチングさせていく。 お土産、周辺スポット等にも対応。
※ポイントはチャットからユーザーの趣向を抽出しつつ、提案をしていく 
※まだ不十分な点もある。
現状は少しわけの分からない提案をしてくる兆しあり。
直接スバリの地名を指摘すると、答えられない、弱い。
雑談にも対応できない。的を得ない回答を貰える。

ソックリトリップ:日本再発見AI
ソックリ度から選んでくれている。プラミッドと見附島?サントリーニが青海島?等。富士山はオンネトー(湖と山) 言葉にできない特徴的なものをディープラーニングでうまく抽出して提案できる。 Googleの画像を使って、二重判定を利用している。

AIサービスの二極化(旅を例に)

高価格:ヒルトンリッツカールトン
おもてなしも協力する。人間同士の温かみ、、受付の対応は人間がする。入口にカメラがあって、事前に宿泊者を登録することで、判断する。
受付には、すでにお客様データが掲載されるようになる。 夜にルームサービスを頼んだ際も、メイク落としているし誰にも会いたくない=AIで運ぶことがいい。など 

高価格:AmazonGO 
おもてなし部分とそうでない部分がはっきりしている。

低価格:ハウステンボス 変なホテル
ロボット化していく。エンターテイメント性あふれる感じ。まだ。
今は精度が低いし、ロボット自体が高価だったりするけれど、そのうち非常に安く宿泊できるときがくる。 出張だったら良いかな。

低価格:AIコンシェルジュ
せっかく電話をしているのにプッシュする場合のストレスも低くなる。
ヒトがいなくてもクオリティを保つことができる。技術がマッチしている。

どんな未来を描く?

ヒトとAIどちらが主役?
個々の幸せか社会全体を再現化するのか。
前提として、AIはどんどん情報を集めてくるので、私以上に、私が何をしたらいいのか知っている。こういう能力が強いので、ここでキャリアを積んで●年後にこうすればいいとアドバイスを貰えることはいまわかっている。

AIが主役
AIが主役になって、どんどん世界が変わっている。個人情報は守られないかわからないか、SF世界を想像できる。

ヒトが主役
高級ホテルの例に近い、全て人が主導で動くけれど、AIが影でいろいろフォローしてくれるタイプ。

ここの2つはAIが活躍しているが、AIを規制しようとするパターンもある。何かAIが関係するところで大きなトラブルが起こったら、規制する動きも出てくる。使う分野を限定することになる。分野によっての使い分けが必要になる。

つまりは、AIが仕事をなくす・・いやそんなことない。
AIは新たな雇用を生み出す。人間がやっていることを自動化するので、なくなるとおもうが、 ヒトがやっていたことを担当してもらえるので、新しいことが生まれていく。

例)AIを管理、作るという運用雇用 等
課題設定を間違えると、答えも違ってくるので与える情報は重要。
ポイントとして、従来のシステムと違って、100%ではない。
今後、どんどんハードルは下がっていく。

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