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Leicaで撮る意義と意味 〜ライカの値段の半分は浪漫です〜|Leicaに恋して。

先日、こんな動画をアップした。

今回はこの動画についての要約と、補足なんかを記事にしてみたいと思う。

 人は何か物を選ぶ時、ブランド要素を外せない

選択と集中。
これはミニマリストとして生きる私にとって、常に考え続けているテーマ。
物を少なくし、本当に大切なものだけを手元に残すこと。
それが、生活の質を高める秘訣だと思っている。

じゃあ、そんな私がなぜLeica という高価なカメラを選んだのか?
その理由は、単なる機能性や見た目の美しさだけじゃないく、ブランドが持つ価値というものが、私の心に深く刺さったからに他ならない。

Leicaというブランドには、長い歴史と共に培われた信頼感がある。そして、そのカメラを手にした瞬間から感じる所有感も否定できない。
それは、他のブランドにはない特別なものだと自分自身は感じている。

物を少なくすることは、選ぶ物に対する愛着をより深める。
そして、自分自身が本気で選んだものにこそ価値があり、また自分にとってどれだけ大切なものかを再確認させてくれる。

そもそも、人は何かを購入するとき、「ブランド」という要素をさけては通れない。
「UNIQLO」を選んでいる人もは「安いから」というかもしれないが、安いブランドの中からUNIQLOをチョイスしていることに代わりはないのだ。

なら、値段ではなく、自分の好きなブランドを選ぶこと。
これは、人生を最大化してくれる大事な選択の一つだと思う。

機能的価値と情緒的価値

物を選ぶ時の大事な要素として、私たちはその機能を重視することが多い。

カメラで言えば、操作性はもちろん、連写性能や手ぶれ補正、AFの速さやレンズの描写力などがそうだ。

その点、Leica M型は操作感は極めてシンプルだが、機能としてはどちらかというと使いにくい部類に入ると思う。
手ブレ補正もAFもなく、連射性能もそこそこ。

でも、機能的な価値だけでは、その物の本当の魅力を語りきれない。

私がLeicaに魅了された理由のひとつは、その撮影体験だ。
レンジファインダーでじっくりと焦点を合わせ、ゆっくりと最高の瞬間を待つ。
これこそがLeica特有の「待つ楽しさ」だと思う。

シャッターを切って、背面液晶に表示される画像のワクワク感。あるいはフィルムなら現像が上がるまでの待ち遠しさ。
こうした情緒的な価値が、私にとっては何よりも重要だと感じる。

モノの価値には、機能的価値と情緒的価値、2つの側面がある。

Leicaを機能的価値だけで語るのは無粋だ。

偉大な写真家たちが使ってきた歴史、時代を経て変わらないデザイン、一度逃すと手に入りにくい個体数、いろんなものに、浪漫が詰まっている。

そう、Leicaの価値とは浪漫であり、Leicaの値段の半分は浪漫でできているのだ。
たぶん。笑

他のカメラにはないこの楽しみや味わい、趣を、Leicaは提供してくれる。

もちろん、他社のカメラを否定するわけではない。
実際、私も業務用としてはSONYのZV E-10などを愛用している。
コンパクトで写りも良く、とても使い勝手の良いカメラだ。

ただ、浪漫を感じるのはLeicaであり、毎日のように持ち歩くのもまたLeicaだというだけなのだ。

お金持ちアピールをしたかったらライカじゃなくてロレックス買った方がいい

Leicaを使っていると時々、「お金持ちアピールですか?」みたいな揶揄を受けることがある。
ただ、この揶揄はかなりピントがずれていると思う。

なぜなら、Leicaがどれほど高価なカメラかを知っているのはカメラ界隈のごく一部でしかないから、アピールにならないのだ。

もし単にお金持ちをアピールしたいだけなら、ロレックスやオメガを買った方がいい。あるいは全身をLOUIS VUITTONやCELINEのロゴで固めた方が、より効果的だろう。
誰もが「高価」だとわかるものを身に着けたら、カメラ界隈のごく一部の人以外からもお金持ちだと認識してもらいやすくなる。

Leicaを選ぶ理由は、見栄やステータスシンボルとしての価値ではなく、自分の撮影体験をどれだけ豊かにできるかにかかっている。

実際、Leicaを使い始めると、その価値は他人に見せびらかすためのものじゃないと気づくものだ。
赤バッジをテープで隠すのもそうで、Leicaは値段ではなく、自分自身がどれだけそのカメラを愛し、楽しんで使えるかが重要だ。

そして、そのカメラが生み出す作品や経験が、自分にとっての宝物になる。それがLeicaの持つ本当の価値だと私は思っている。

最後に

Leica というカメラを選んだ理由、そしてそれを使い続ける理由。
それは、単なる機能や値段だけでは語り尽くせないものがあるからだ。

選んだ物に込められたブランドの価値や、機能を超えた情緒的な価値が、私たちの生活を豊かにし、撮影の楽しさをさらに広げてくれる。

だからこそ、物を選ぶ時には、そのブランドが持つ背景や価値観を大切にしたい。

そして、自分が本当に楽しめる物を選び、長く長く使い続けることが、最高の選択だと私は思う。

それではまた。

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