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SL2-Sは買うな!大好きなカメラだからこそ、知っておきたいその特性|Leicaに恋して。

こんにちは。
今回は私の大好きなカメラ、Leica SL2-Sについてのお話です。

Leica SL2-Sを手に入れたのは2022年の年明けだったと思います。
以来、私にとってなくてはならない大切なカメラの1台です。

ただ、どんなに好きなカメラでも、使う場所や目的を考えなければ、その魅力を最大限に引き出せないこともある。そんな当たり前のようでなかなか体感しにくい真実を教えてくれたのもまたSL2-Sでした。

最初に明言しておきますけど、SL2-Sは間違いなく素晴らしいカメラです。
その高品質な画像と他のライカにはない動画性能(Q2、Q3ともまた異なる)には目を見張るものがあります。
しかし、このカメラには3つの明確な弱点があったのです。
もちろん、あくまで私の個人的見解ですが、参考までにどうぞ。

SL2-S3つの弱点

弱点①重くてかさばる

まず、Leica SL2-Sは重くてかさばるため、日常的なスナップ撮影やカジュアルな写真撮影には向いていないというのが私なりの結論です。

もちろん、スナップに好んで使う人がいないとは思いませんが、毎日持ち歩くなら、やはり軽量なカメラが理想的ですよね。

例えば、Leica M11やLeica Q3、またはFujifilmのコンパクトなカメラや、RICOHのGR、SIGMA fpなんかも候補に上がりそうです。
これらは軽くて持ち運びやすく、日常の何気ない風景を気軽に撮影するのにぴったりです。

弱点②カジュアルな動画撮影には不向き

次に、SL2-Sはカジュアルな動画撮影には不向きだと感じました。
確かに、高品質な動画を撮影できますが、その重さとオートフォーカスの性能がネックになります。
Vlogや日常の動画撮影には、ソニーのα7シリーズやZV-1のような軽くて使いやすいカメラの方が適しています。
あくまでカジュアルに撮るのであれば、やはりカメラは持ち運びが楽で、オートフォーカスも優れているものの方が、動きの多いシーンでもストレスなく撮影できます。
また、最近ではiPhoneの動画性能もかなり向上しています。
日常的に気楽に使いたい場合は、そういう選択肢もあるかも知れません。

弱点③体力への負担

最後に、Leica SL2-Sは重さが体力への負担となります。
なので、筋力がない人や重い機材を持ち歩くことに慣れていない人にはあまりお勧めできないと思っています。
シンプルに長時間持ち歩くと、手が震えたり肩が痛くなったりしてしまいます。
これではカメラを楽しむどころではありませんね。

持ち運びのカメラバッグを軽量にするなどの工夫で多少は乗り切れる可能性がありますが、やはり重いカメラに慣れていない方は、日常的に持ち出すとなると腰が重くなると思います。

使い方のコツ

使う場所を明確にして負担を減らす

だからこそ、私は使う場所やタイミングを明確にすることが大切だと感じています。
例えば、Leica SL2-Sはスタジオなどの環境がコントロールされた場所での撮影には最適です。
照明や背景をしっかりと整えた上で撮影することで、その真価を発揮してくれるでしょう。

また、屋外であっても短時間であれば、その重さを気にすることなくポテンシャルを発揮できると思います。
2時間限定の撮影セッションや特別なプロジェクトに使うことで、このカメラの魅力を最大限に引き出せます。

さらに、車やバイクなどの移動手段をセットで考えることができれば、これもまた最高のセットアップであることを疑う余地はありません。
ドライブやツーリングとセットで使うなど、自分の体力を必要としない使用設計は大事だと思います。

最後に

大好きなカメラだからこそ、適材適所で使うことが重要です。
日常のスナップ撮影には軽量なカメラを、特別な撮影にはLeica SL2-Sのような高性能なカメラを使い分けることで、カメラライフをより楽しく、充実したものにすることができるはす。

皆さんも、自分のライフスタイルや撮影目的に合ったカメラを選び、最大限に楽しんでください。
ミニマリストでありながらもカメラを趣味とする私の理想のカメラライフのご提案でした。

動画解説はこちら


SL2-Sで撮影




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