【ITエンジニア・ベテランブログ】～プロフェッショナルとアマチュアの違い～
株式会社CREARAIZE ベテランSEのTanakaです。
前回までは、ITエンジニアの仕事の説明をしました。今回は春ということで、私が若手だった頃を思い出して、新社会人に向けたエールを送りたいと思います。
プロフェッショナルとアマチュアの違いを改めて説明したいと思います。
多くの新入社員が、入社時の研修などで「プロとして自覚を持つこと！」などと、言われているのではないかと思います。
クレアライズでも、新卒・中途共に同じような話しをしています。
一般的な認識として、仕事としてお金を貰っているのがプロで、趣味として、お金を貰っていないのがアマチュアということになります！
概念的にはそうですが、分かりにくいですね！もう少し具体的に何が違うのか、説明したいと思います。
上司や先輩に言われたこと
私も入社当時には、上司や先輩に「プロとしての自覚を持て！」とよく言われていました。
20年以上も前に言われたことですが、今の私が思うに、この時に言われたことは正しいことが多かったと思っています。
どんなことを言われたかというと、以下の内容になります。
・健康管理
健康管理の基本は、規則正しい生活です。
暴飲暴食や夜更かしなどで体調や生活のリズムを崩さないこと、栄養を考えた三度の食事、適度な運動、十分な睡眠を取ることが大切です。
特に、休日明けの月曜日の体調不良は良くありません。
・時間管理
時間を守ること！約束した時間に遅れることは、相手の時間を無駄にすることになります。
仕事の締め切りを守ることも、同じように大切です。仕事は沢山の人が係わっています。1人が遅れると全体に支障をきたすことになります。
時間を守れるように、事前に準備をしておきましょう。
自己管理がルーズだと、周りのメンバーに信用されない人になってしまいます。
・興味を持つ
常に業務に興味をもつこと、知りたいと思うことが自己学習に繋がっていきます。
上司や先輩からの指示を待つのではなく、自分に割り振られたタスク以外にも興味を持って、アンテナを張っておき、手が空いたら積極的に自分から取り組みましょう。
・誠実さ
言い訳や嘘をつくのは絶対にダメです。
礼儀正しい立ち振る舞いや周囲への感謝や敬意など、誠実さをもって仕事に取り組めば、メンバーは安心して重要な仕事を任せてもらえます。
とても、基本的なことです。若手の頃は、何となく聞いていましたが、長年仕事をしてきて若手のフォローをするようになると、本当に大切なことど感じています。
クレアライズが特に大事にしていること
・責任を持つこと
開発することの今に集中するのではなくて、テストや保守性や運用のしやすさなど、将来のことも考えて開発をすることです。テストは異なる担当者が行うことが多いので、テストのしやすさや、保守・運用については、そもそも異なるチームが行うことが多いので、そこまで考慮して開発を行うことが大切です。
また、、幅広いフェーズでの知恵（知識＋経験）が必要なので、学習することも大切です。
すなわち、ものを作る責任と自分を成長させる責任の２つがあるということになります。
・決められた条件下で、パフォーマンスを発揮すること
予算や人員や期間など、決められています。
「リソースが足りないからできない！」みたいな言い訳はできません。
限られた条件でも、しっかりと成果を出せるのがプロなんだと思います。
そのためには、上記で上げた、健康管理・時間管理・興味を持つ・誠実さなど総合的に重要だったと思います。
ちなみに、アマチェアでも、尽きない情熱や多くの時間などリソースを気にすることなく、制限なくとことん追い込むことができる人が居ます。それは凄い強みでもあり、時にとてつもないモノを作り上げたりします。そんなホンモノな人たちがいることは、私にとっては、良い刺激なっています。
プロとして活躍できるまでには、時間がかかります。
自身の努力・上司や先輩からの手助けなど、続けられる環境が大事になるので、ベテランの私としては、しっかり若手をフォローしていきたいと思います。
まとめ
如何だったでしょうか？
プロとして活躍するまでの道のりは長く、時間が掛かります。私自身も、まだまだ道半ばだと思っていて、日々精進です。
楽しいことも、辛いこともありますが、ITエンジニアのプロとして、一緒に頑張っていきましょう。
また次回、お会いしましょう😊
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