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パチンコへ行くと無心になれると感じるあなたへ -ギャンブル依存症-


ギャンブル依存症の中で特に多いのは、パチンコ依存。
改善したいとカウンセリングをご利用される方は後を絶ちません。

■こんな行動を繰り返していませんか?


やめた方がいいと頭では分かっていても、

気が付いたらまたパチンコへ足が向いてしまっている
お財布の中を使いきってしまう


ご相談にいらっしゃる方の多くは、そのような同じ事を繰り返す自分に「これはやっぱり普通じゃないのかもしれない」と違和感を感じ始め、それからようやく、依存症である可能性を視野に入れるようになったと言います。

この記事に辿り着いた人は、ご自分か、もしくは家族、恋人や友人。
そういったパチンコ依存の当事者に近い人が目を通して下さっている事と思います。

なかでも、ご自分がそうだという方々は「パチンコへ行くと無心になれる」という言葉に共感を覚えたのではないでしょうか。
私がそう思うのは、これまでお話をさせていただいてきた、何十、何百というパチンコ依存症のカウンセリングで、自分が依存症であることをご自覚する過程でここの話がすごく響いている人が多かったからです。


■パチンコへ行くと無心になれるのはどうしてなのか?


分かりやすく説明すると、依存症にまで至ってしまっている人たちは、脳が、パチンコをすることで高揚感と安堵感を得てしまう状態になっています。
ですから、パチンコをしている時間は、日頃抱えているストレスから解放されるような感覚を味わえる唯一の時間です。これが、「パチンコへ行っている間は無心になれる」の正体だと考えています。
その時間のせいで借金が出来たり損も生んでいるはずなのですが、彼らにとってストレスからの避難場所であるパチンコへ行く時間は、続けなくてはいられないものになっているのです。
それが気がつけば習慣になっていきます。

習慣が依存症を生むんですね。


■パチンコへ行く理由を正当化していないか?

しかしその事に気付くには、自分ひとりでは難しいものです。
人の心は不思議なもので、何度やめようと思ってもまたパチンコへ行ってしまうことに、何かしらの理由を見付けて正当化しようとします。

例えば、
「ちょっと前を通ったから、顔馴染みの店員さんは今日出勤してるかな?と思って入った。」
「しばらく行かないで済んでいたし、そろそろ少しだけ遊んで帰るというのが出来るかも」等。

これではいつまで経ってもパチンコ依存は改善しません。


依存症改善には、一時的思考から定着思考へ

依存症を改善するなら、本人の決意や努力は必要不可欠。
しかし、なによりも、継続できるかどうかが最も重要なのです。

依存症は、改善するためにやるべきことはさほど難しくありません。
それよりも、いかにやらない生活を続けていくかの方が難しい。

パチンコへ行かない生活を形作ることが出来ても、その後の日常で、パチンコへ足を運ばない生活リズムを定着させなければ同じ事の繰り返しになります。
それを防ぐためにも、やめようと思ってもやめられないときに、その行動をすることを正当化していないか?と考える癖をつけましょう。


■まとめ

改善への意思を持ち続けるには、ご家族など近しい人たちの協力者がいると理想的です。それに加えて、専門的な知識と、実際に改善へ導いてきた経験を持つ専門家にサポートしてもらうことも大事になります。

最初は、家族やまわりの方から「パチンコ依存じゃないか?」と言われても、きっと自分ではなかなか依存だと認められないことと思います。いつでもやめようと思えばやめられるから、と。

きっと依存症という言葉に対して抵抗もあるでしょう。
でも、実は心の中では「これではまずい、なんとかしないと大変なことになる」と感じている人が少なくないんですよね。これを読んでいるあなたもそうかもしれません。
「まずいよな…」と、ふと冷静に焦った気持ちが出てきたときが、行動改善の絶好のチャンスです。

一緒に乗り越えようとしてくれてる方がいるとか、これ以上悲しませたくないと思う方がいるのであれば、一度カウンセリングでご相談されることも検討されてみてはいかがでしょうか?

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