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『セミの季節が過ぎた』

今年の夏もめちゃくちゃ暑かった。

今年も次男と割とセミ取りやらザリガニ釣りやらに行った。
どっちもいつもなかなかに大漁だった。

↑一番上の見出し画像にも設定したんやけど、近所の公園の木、小さい木やのにセミ多過ぎへん?
これが10本くらい並んでてシンプルに悲鳴をあげそうになりながら(いや、あげながら)セミ取りした。
網に入ったセミを私も子供も触れなくて、カゴに入れるのが一番大変な作業になった。
急に鳴き出すからパニックに陥ってまんまと何回も逃してしまった。
それでもすぐ虫カゴに「おえっ」てくらいクマゼミだらけになった。近年この辺りはクマゼミしか見ない。

昔、探偵ナイトスクープでセミを食べる回があった。
探偵はカンニング竹山で、アジやったかな?なんかの魚みたいな味がすると言って、「美味しい、美味しい」って食べてた。
竹山はその後、セミを見ると「あ、美味しそうだなぁ〜」ってナチュラルに思っちゃうらしい。
新鮮な魚介や霜降り肉を見て「美味しそう」って思うのと同じ感覚で「美味しそう」って思うそうな。
そんなに美味しいなら食べてみたい気もするけど、でも絶対無理やな。
あんなに鳴かれたらライターで炙ったりできねぇわ。
むしろ死んでるセミでも無理。

一年くらい前に友人がコオロギとかなんとかの幼虫やらなんやらを揚げた感じのよく分かんないお菓子みたいなやつをうちに持ってきて「これから先、食糧難になって昆虫食の可能性も高まる。さぁ食べましょう。」的なことを言い出した。

ただみんなで食べるのもつまらんので、トランプで負けた人が食べることになって、私が負けた。
めっちゃ小さい幼虫のかけらを食べた。
乾燥キノコ的な味がした。マジックな。
空も飛べる気がした。

それからまた私が負けて、でっかい虫を食べないといけないことになった。本当に嫌で泣いた。割と長いこと泣いた。免れた。

テレビの罰ゲームとかなんとかでバンジーチャレンジとか、高いとこからプールに飛び込むのとかやってるの見てて、「どうせやらなあかんねんからさっさとやればいいのにー。私やったらすぐやるわー。」って思ってた。

出来ない人間だって自覚した。

子供の時はセミもチョウもバッタもカマキリもコオロギもミミズも…色んな虫たち触れたのになー。食べてへんけど。
実家離れてからかな、触られへんようになったの。

虫たちと過ごす日々は楽しかったし、愛読書は昆虫図鑑だった幼少〜児童期。クマゼミ触るのが怖くなるなんて、子供の頃の私には想像出来なかったよな。
アブラゼミの絵を描いて賞をもらって手提げカバンをゲットしたこともあった。

いつかアリについてnoteで語りたいと思ってる。
アリはすごい。
社会性昆虫は奥が深い。
調べてもすぐに忘れるから何回も調べて何回も感心してる。
記録用としてもnoteに綴っておきたいと思う。

アリの世界は本当に面白い。
軽く触れておくとスズメバチはミツバチよりアリに近い昆虫で、刺す針は産卵管。つまりメスしか刺さない。
知ってる人にとったら当たり前なんだろうけど、でもこれだけでも面白いなって思っちゃう。
ハチの話になってる。ごめん。

働きバチも働きアリもみんなメス。オスのアリは結婚飛翔の時に羽が生える。とか。

違う種類のアリの巣を乗っとって奴隷にしちゃうアリがいる。とか。
ああ。ダメ。今はまだ語れない。

眠いから。

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