クレイジータンク通信 vol.205 『生成AIが進化する未来でどこに転職するのが良いか?という質問に対する私たちなりの答え』
◆クレイジータンク通信 vol.205◆
昨日は関東でも猛暑日となりました。梅雨時期なのか、真夏なのかわからなくなる気候です…昨年に引き続き、6月はすでに真夏のような暑さの日が多くなりましたね。
この暑さによってクレイジータンクでも関わっている農家さんからはさまざまな声が聞こえてきており、未来の食糧問題について常に課題感を持ちながら生活をしています。
※保けん野菜(クレイジータンクがアドバイザーとして関わるミチクサ合同会社のオリジナルサービス)で毎週加入者向けにさまざまな情報発信をしていますが、先週は提携農家である「のらくら農場」の萩原代表の言葉をきっかけに、農業の現状について記載をしています。ご興味ある方はぜひご一読ください。
さて、今週の通信では、直近、人材業界の企業様との打ち合わせ機会や転職を検討する方々からの相談を受ける機会が立て続けにありまして、生成AIが進化する未来の社会では、どのような会社でどのような仕事をするのが良いかという点について、クレイジータンクなりの答えをお伝えしたことについて書いてみたいと思います。「働く」ということの現在地と未来の地点の大きな差を冷静に理解しながら、未来に向かってどのような心構えが必要かを今一度皆さんと考える機会になれば幸いです。
ぜひご一読ください。
【生成AIが進化する未来でどこに転職するのが良いか?という質問に対する私たちなりの答え】
クレイジータンクでは、直近人材業界の企業様と今後の未来について話をする機会をいただいたり、身近で転職や働き方を検討する方のお話を直接伺う機会が続いたり、と、「未来の人材」「未来の転職市場」について考察を深める時期にありました。そして、クレイジータンクなりに今後の人材市場における企画提案については、唯一解と考える案まで行き着くに至っています。
クレイジータンクは、この通信でも何度も書いていますが、生成AIの進化とともに、今後数年以内に多くの仕事がAIに代替され、最終的には人間がやることがなくなる、という世界を予測しています。
この話をすると多くの方はその恐怖感や疑心から怒ることも多かったのがこれまででしたが、実際に、AI開発の最先端にいる人々からの声明が出されたり、
ヨーロッパでは国をあげて生成AIの使用規制をかけているなど、
「未来が見えてしまった」人や組織にとってはその予測まで行き着き始めていますし、「まずい状態になるのかもしれない」と感覚的に気がつき始めている人も増えてきているのではないでしょうか。
そうした声が各方面から聞こえ始めてきている中、まだ、今のところ日本では「転職市場(マーケット)」は過去最高売り上げを更新し、多くの「働き手」を企業が求める声も多く、新卒市場も売り手市場と報道されているので、まだまだ人間の働く場や機会が失われていく未来を想像しにくいかもしれません。しかし今の生成AIの進化の延長線上には、その未来があることは確かです。
先日、転職を検討している方より、
「ではどの業界やどの職種であれば生成AIが進化をしても残る可能性があるのか?」
との問いをいただきました。
クレイジータンクの答えとしては、「そのような特定の業界や職種はない」でした。しかしそこに加えてお伝えをしたのは、
「どの業界、どの職種であれ、これからやるべきことは、必死に人間の価値を創造し続けること、その努力をすること、ではないか」
ということでした。
それは、クレイジータンクが18年以上前にAIという存在(当時はユビキタス)に出逢い、未来を見てしまって以降、ずっと取り組み続けていることです。
これらはどの職場、どの職種であっても、今後仕事をしていく中で、人間として全員が挑戦を続けていく必要があることなのだと考えています。
クレイジータンクは自分たちも常に当事者として日々その挑戦をしています。
自分や自分たちの立場では、どのように挑戦をすればいいか、を迷い動き出せないという方や組織については、いつでもご相談をいただければと思います。
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