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北海道2019 #3 富良野~美瑛~新得町

日の出ラベンダー園

 実は29年前にカミさんとここで撮った写真があって、同じポーズで写真撮ろうというリクエストなのだが、29年の歴史に思いを馳せるか、或いは29年の劣化に愕然とするか、どうも後者のような気がするのだが、取り敢えず近くにいた旅行者に撮ってもらう。

 ここは昨日のラベンダーイーストのように平地ではなくファーム富田のようになだらかな丘になっている。しかし観光客は非常に少ない。ファーム富田との人気の差は歴然としている。それ程までに景観に差があるのか、ファーム富田に行けなかった事がちょっと悔やまれる。

ジェットコースターの路

 ジェットコースターのようにアップダウンがあって遠くまで見渡せるのでこの名前が付いているのだが、実は北海道にはこんな感じの道はいっぱいある。でも昔は名前がついてなくてライダーはお互い紙の地図(道路地図です)を突あわして「ここの農道がすごいよー」なんて情報交換して地図に黒丸を入れてたわけだ。今はネットで探してGoogleMap検索でナビまでしてくれる。ありがたい世の中になったものだ。昔のように紙の地図だけで目的地に行けるだろうか? 無理でしょ。

四季彩の丘

 ここは観光客が凄い。駐車場も乗用車100台、大型バス20台止められるらしい。なだらかな丘に色とりどりの花々が咲き誇っている様は壮観なのだが、いかんせん人が多すぎる。人を入れずに引きで撮るのは無理。聞こえてくるのは中国語。人混みが嫌いなので写真撮って早々に退散。

青い池

 ここも大人気だ。池から2km離れた駐車場もほぼ満車で皆さん2kmのウォーキング。我々は周辺をぐるぐる回って運良く近くの駐車場に止めることが出来た。wikiによるとこの池は1989年に建設された砂防ダムにより出来た人工池で1997年に地元の写真家によって発見されている。だけど大人気になったのは2012年にMAC OSの壁紙に採用されてからだと思う。 
 ネットに上がっている写真は見栄えを良くするためコントラストや彩度を上げた写真が多く実際はそれ程青くない、と言われているのだが真偽を確かめる。

 おおー、確かに青いじゃないか!こんなに青い池はこれまで見たこと無い。昔オンネトーが青いって言われてたけど深い紺色、群青色で青い池とは全く違う。曇り空でイマイチ青が冴えないのだがそれでも十分青いよ。


富良野ジンギスカン ひつじの丘

 「日本一美味いジンギスカン」という事なので行ってみた。「星に手のとどく丘キャンプ場」に併設されたオープンテラスのレストラン。こんな田舎によくこれだけ人が集まるな..と言うほどの賑わい。待ち時間は40分ほど。サフォークとミルクラムを発注。しばらくすると七輪、真ん中が盛り上がったいわゆるジンギスカン鍋、そして生肉が到着する。普通ジンギスカンはタレに漬けこまれているのだがここは漬けこまれていない。

 確かに美味い。タレも美味い。でもタレを付けなくても肉そのものが美味い。臭みは全く無い。ここでキャンプして夕日を見ながらビール飲めたら最高だろう。

くったり温泉レイク・イン

 この日の宿は新得町、屈足湖畔の一軒宿「くったり温泉レイク・イン」。ロビーなど公共スペースはかなりゆったり作られていて公共施設っぽい。周りは屈足湖以外に何もない。朝夕の食事も温泉も十分満足。難点は部屋がタバコ臭いこと。「喫煙ルーム」は予約時からわかってたのだけどこれほどタバコ臭いとは予想してなかった。今後は「禁煙ルーム」必須だな。


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