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【ダメ人間の素敵な生き様】~はたらくを楽しむカッコいい男~

おはようございます!
好きな番組は「水曜日のダウンタウン」と「家ついて行っていいですか?」と「ザ・ノンフィクション」の星野です。

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▼過去最高のノンフィクション
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先日放送されたドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」が心にグッときました。

前週から前編後編と2回に渡り放送された、
【人生の終わりの過ごし方 ダメ人間マエダの終活】。

末期がんにより「3ヶ月から持って半年」と余命宣告を受けた
自称「ダメ人間」44歳パチスロライター・マエダさんの終活を追うドキュメンタリー。

「やりたいことは全部やって最後まで楽しく死にたい」と語るマエダさんは、
大好きな仲間と共に
タバコを吸い、酒を飲み、麻雀をうち、旅行に行き、最期の時を過ごすという話です。

【マエダ 最終章】というアカウント名でTwitterも残っており、
生前の彼の言葉はそこで見れるので良ければぜひご覧ください。
僕は放送を見る前にTwitterを見て街中でガンガンに泣きました。

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▼マエダさんの遍歴
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グッとくるシーンはここでは語りきれないほど、たくさんあったのですが、
マエダさんの仕事観がとても印象的でした。

パチスロライターのマエダさんですが、
それまではかなり職を転々としてきました。

都内の裕福な家庭の一人息子で育ち、
偏差値も高い有名学校に通うも、
学校内で唯一大学に進学せず、
高校からハマったパチスロや麻雀に明け暮れ、
トラック運転手や豆腐屋、転売業など職を転々としてきました。

30代半ばでパチスロライターという仕事に巡り合い、
まさに「天職」とのことで仕事にのめり込みました。

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▼最期まで続けたい仕事
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パチスロ界では結構な有名人だそうで、
雑誌の連載を持っていたり、DVDやネット番組などは人気MCとしてファンに愛されてきたそうです。

そんなマエダさん、余命宣告を受けてからもはたらき続けます。

がんの凄まじい痛みに耐えながら、
夜通し行われるDVD撮影に参加し、
いつも通りの笑顔と"ゲス"キャラでやり抜きます。

だいぶ体が衰弱してきても、
ライティングの業務を在宅でずっと続けていました。

「この仕事が本当に楽しい。この仕事が大好きだから」
そんな趣旨の言葉を残し、死ぬまでプロのパチスロライターであり続けました。

また死ぬ間際には、
「まだまだパチスロライターとして、
やりたかったこともやり残したこともたくさんあるのにな…」と語っていました。

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▼「はたらくを楽しむ」カッコいい生き様
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最期までプロの仕事人だったマエダさんは本当にかっこいい。

真の「はたらくを楽しむ」とは、
まさにこのような事なのかと痛感しました。

自分が明日死ぬかもしれないと思っても続けたい大好きな仕事。
「死ぬまでにやりたい好きなこと」リストの中に、
旅行や飲みと並列して入ってくる大好きな仕事。

そんな仕事に出会えるキャリアはとても素敵です。
一生のうちで多くの時間を費やすのが仕事ですから、
そんな「天職」を生業にできたらどれほど幸せでしょうか。

そんな仕事に多く人が就ける世の中であって欲しいなと思いました。


「当たり前の日常はとても素晴らしいもので、
当たり前は当たり前じゃない」
「明日は何があるかわからない」

この言葉の重みとリアルを感じ、
日々を大切に過ごしたいと思ったノンフィクションでした。

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