見出し画像

感情の交通事故を起こす人が多すぎる問題

今回の野本さんの記事のなかでポイントだなと思う点をいくつか。

のもときょうこさんもyochiriさんもどちらもTwitterでフォローさせていただいています。最初はケイクスで松井博さんの記事を読んでいて、他の方の記事も見てみようと探したらのもとさんの記事を見つけ、Twitterへ飛んでいきそこからyochiさんのTwitterを見つけた、という順番。


yochiさんのTwitterの引用で「え?あなたの気持ちを私が分かる必要あります?」の部分。

共感の強要はメンタルへの暴力と同じだと思う。


昔住んでいた場所のご近所で主婦でゲーマーと言えるくらい、子供も放置でゲームにハマっている女性がいました。ある時通信ゲームで相手に自分のアイテムを壊されたか、何か不都合なことをされたそう。

私はゲームをしません。唯一するとすればスマホアプリのねこあつめ、程度。放置しておいてなんとかなるものだけ。彼女の様に一日中特定のゲームの操作にのめりこむことはありません。

私にそのゲームで通信相手にされたことがいかに酷いかを訴えて来たのですが、私がゲームをしないのを知っているのにも関わらず執拗に電話が来ました。友人なのに分かってくれないのか?という理由です。
これがしばらく続いて「私はゲームをしないのでわからないと知っているよね」というと「あなたもゲームをやるべきだ」と話が変わってきます。私への興味のないゲームの強要です。
付き合いきれないのでスルーしているうちに違うゲームを始めたのか、何も言わなくなりました。

これは私には感情を強制的に共感させようとする、境界線を強引に飛び越えてこようとする、感情の貰い事故でした。これが初めてゲームを手にする小学生ならばまた話は別ですが、彼女は子供がいる30歳をいくつか超えた大人でした。

思い通りにならなかった事で腹を立てて、知り合いに執拗し共感してほしがり電話してくるなんて、電話を受ける側の相手の都合は一切考慮しない、「尊重」をしない行為です。

ちなみにこのゲーマーの主婦の方とはすっかり疎遠になりました。引越たそうですが今は連絡先も知りません。

>引用
「みんな一緒」って幻想で育つと、安心感がある一方で、相手の行動に期待するようになります。同様に、自分も相手に期待されていると思い込むので、しんどいです。

みんな一緒なわけがありません。

家族の中の一番近い私の夫も結婚当初は私が自分と同じように考えていると一方的に思い込んでいましたが、私が興味あることない事、したいことしたくないことをハッキリ言うので、勝手に話を進めることは随分となくなりましたし、毎回「どれがいい?どうしたらいい?」と聞くようになってきました。
夫婦ですら興味関心の対象が違うのだから、赤の他人が自分となにもかも同じと思い込むのはトラブルの元です。

>引用
自他の分離ができない人はどこにでもいる

これは昔の話ではなく今現在もたくさんいます。日本の人口比率で一番多い年代の親の世代がこういう人がたくさんいるでしょうし、これを書いているのはコロナで自粛中なのですが、他人を尊重できない人ほど、今回は自粛警察に転職してしまったのかもしれません。

他人との境界線という中央分離帯をブルトーザーで壊して乗り超えてくることが善意だと思っている人に対してはどうしたらいいかと言いますと、「高速で速攻で逃げる」しかありません。
じっとしていると中央分離帯を超えてきたブルトーザーで引きつぶされてしまうかもしれませんし、スピルバーグの激突みたいに追い回されるかもしれません。


ここから先は

626字
この記事のみ ¥ 100

サポートありがとうございます😊noteやブログのネタ探しの旅の一部に充てます。