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キモえもんという名のアンチテーゼ

にじいろくれよんという事業所において、色々なキャラクターがあります。

オリジナルキャラクター「くれよん隊」「レ・インボウ」「ナン坊や」などなどありますが、20年前に作った「キモえもん」という2次創作キャラクターも出しています。

で、令和の今、トゲトゲ言葉としてあげられる言葉で「キモい」など昭和ではなかったものがあります。
トゲトゲ言葉がダメだ!
というのは、いい!とは言えないので、あながち間違いではないですが、そっくりそのままごっくんと飲み込んでもいいものでしょうか?

もちろん人に対して言う言葉として、必要のない場面で意味なく擬音語のように使うときも多々あると感じられます。

ダメなものはダメ!というのは簡単なのですが、何をもってダメなのかを知りたいという欲求に駆られることがありまして。

良いことも悪いことも、その言葉のみをとらえるだけでは見えないこと、いいかえるとその周りの事象を見ずにその一点だけで判断すると、誤った理解につながるということに、今回のアンチテーゼという言葉に行きつきました。

絵画に置き換えるとわかりやすいかもしれません。血が付いた包丁を持って突っ立っている人を見て、悪影響だ!危ない!と思う気持ち。
ズームアウトしていくと、魚市場で色んな人が行きかう中で、お客さんの要望に応える様子があって。
そうすると、こうやって調理をしてくれている人がいるから、おいしい魚が食べられるんだよと思う気持ち。

色んなトゲトゲ言葉も、それを排除するだけでは、言葉の本質的な意味理解を見いだせないまま、多様な価値観を醸成する機会を失うのではなかろうか?

そういった意味でアンチテーゼとしての「キモえもん」という名前や悪いことしか言わないインコ

セキセイ陰子と陽子

フリーペーパーことまま1‐2月号出演予定の新キャラ「セキセイ陰子」という存在が、自然に存在している中でどう考えるかを学びたいという私の気持ちなんだと思います。

にじいろくれよんは、色々な子どもたちの行動に対して、なぜ?なぜ?を繰り返す場所です。

そうすることで、子どもたちにとって、「出来ないを出来た!」にすることもいざなえたり、「出来なくても大丈夫!」と自己を肯定することに近づけるんだと思います。

私たちは、そういったチカラをゲットする場所を提供できればいいなぁと考えています。

あ、lineスタンプに申請したら、見事にお断りされました(´;ω;`)

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