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会えば、君を好きになることはわかってた。

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歌詞集。無料版。物語的。
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記事一覧

会えば、君を好きになることはわかってた。

遠く微かに 光る記憶
掴もうとして 淡く消えた
変わらぬ日々に 吹き込んだ風
ためらいもなく 心 奪われ

追いかけて
迷い込んだ道の先に
小さな花 見つけて
微笑む君がいた

会えば、
君を好きになることは
わかってたよ
それが どんなに
せつなくて 苦しい恋でも

惹かれずにはいられない
君の名を
魂が
愛おしむように 刻むように
叫んでいるから

雫に揺れる 窓際の木々
繰り返された 螺旋模

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風 〜 after

約束はしないで
自分の為に歩こうとする
私が
君の未来を決めてしまうなんて
しちゃいけない

覚悟を決めて
振り返らずに進んできた足を
倒れないように
支えていてくれたのは
君でした

貰えるように って 願っていた
あの頃の気持ち
まだ ここに ちゃんとあるよ
わがままだね って
叱ってくれていいから
もう一度 抱きしめてよ

変わらない笑顔 と
変わってしまった 現実
仕方ない と
諦められる

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不機嫌な彼女

不機嫌バラまいて
八つ当たりしてくる
可愛くない君のドコがいいの?

自問自答しても
認めたくないだけで
君以外を見ても
何かが足りない気がする…?

見透かしたような瞳をして
肩透かし 何もわかっちゃいない
困った時にだけ
僕を見るのは…ズルくない?

定まらない気持ち
その程度 なんだろ?
本気の恋なんか知らないクセに

アレもコレも欲しがって
周りが見えなくなってる
こんなにそばにいても

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Loneliness

抱きしめて
会えない時間も
一人で立っていられるように

あなたはわかっていない
私は 弱くて ずっと 小さい
真っ暗な闇の中で
膝を抱えて 一人 凍えてた

大人ばかりの世界で
伸びてくる手を 振り払う為に
無我夢中で強がって
何とかここまで生きてきたの

あなたがくれた

居心地良かったのに

あなたも
私を
置いてゆくの?

抱きしめて
会えない時間も
一人で立っていられるように

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僕らだけの物語

どうして?
何が君をそうさせるの?
これ以上 近付くなって
ライン引いてさ

時々 見える弱さ
隠す為?
そんなに強がらなくても
いいんだよ

僕が優しく包みこんで
守ってあげるから
重い鎧は もういらない
そして いつか

澄んだ青い空の下で
君を笑顔に出来たら
始まるんだ
僕らだけの物語

はしゃぐ君の姿 思い描いて
それを胸に
叶えられる日は
きっと もう すぐそこに

まだまだ
信用出

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弱虫

憧れてる、のに 隠して
褒められたくて、がんばって
認められて、も そこまで、で
近付けなくて、諦めて

君以外は見たくない、と
身に付けたはずの鎧は
脱ぎ方 忘れて
棘が増えてゆくばかり

見ているだけでいい、なんて
本当の私 ただの弱虫
はらはらとこぼれ落ちてゆく
想い 拾うことも出来ない

それ以上は言わないで
見抜かれてて、嬉しくて
でも、心は開けなくて
開けようとなんて、しないで

誰か

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Fate

夢物語のような恋の歌
何故か 心 惹きつけられていた
あてもなく彷徨い続け 探してた
たった一人だけが
持っている正解(こたえ)

君を知った時に
風が吹いて
青空が僕の背を押した

運命 だって言えば
君は哀しそうに微笑うから
それ以上 何も言えなくなるよ
やっと出逢えた
君の心 掴めるなら
全てを尽くして
君に捧げるから…

甘くない果実をかじり 飲み込めば
動かない頭 冴え渡ってゆく
踏み込

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太陽

幼い頃の君は
僕を見つけると駆け寄ってきて
大輪の花のような笑顔を
いつも 見せてくれた

小さかった手のひらは
比べることも減り
恋を知った眼差しは
今 誰を見ているのだろう

降り注いだ雫が 光を受けて
君を太陽よりも輝かせるから
やっと気付いた
この胸の甘い痛みの
名前

特別だから、と言って
小さな秘密を囁いては
誰にも言わないで、と
指きりしたね 覚えてる

久し振りに触れた手は
約束を

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一番 古い記憶にある
君の大きな手のひら
包んでくれるたびに
安心して
笑顔になれた

胸 締めつける痛みの
名前を知った頃には もう
現実も知った

向かい風の中を
遠くなる君の背中を
追いかけ続けて
僕の遅い足でも
いつの日にか
君の前に立ってみせるよ

努力が埋めてくれるコト
どうにもならない
出来ないコト
同じ気持ちを 君が
抱えてると気付いたんだ

諦められない弱さ
それは
想い続けて

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